1961年長野県大町市八坂生まれ(現在、信濃大町観光大使)。NHK高校講座、ラジオ深夜便にレギュラー出演中。宙ツーリズム推進協議会代表。国立天文台で国際天文学連合・国際普及室業務をを担当。専門は天文教育(教育学博士)。「科学を文化に」、「世界を元気に」を合言葉に世界中を飛び回っている。
記事一覧
- 12月13日&14日の深夜に見頃を迎える「ふたご座流星群」 -見上げてごらん。冬の星空を-
ふたご座流星群が週明けの13日、14日の深夜に見頃を迎えます。上弦を過ぎた月が夜半前は輝いていますので、深夜から明け方にかけての流星見物がお勧めです。防寒対策を整えて、ゆったりと夜空を見上げましょう。
- ほぼ「皆既」! たいへん深い部分月食が全国各地でどのように見られるのか? 高まる期待と注目点
今年11月19日(金)の夕方、部分月食が起こります。今回の月食では、日本全国で月の直径97.8%が欠けるほぼ「皆既月食」に近い、たいへん珍しい部分月食を見ることができます。
- 「鬼滅の刃」にも出てくる上弦・下弦ってどんな月? 夜空の観測ポイントを解説
「鬼滅の刃」に登場することから「上弦」と「下弦」について、関心を持つ方が増えているそうです。そこで、上弦の月、下弦の月の説明を中心に、月の満ち欠けに関する話題を説明してみました。
- 見上げてみよう 9月21日は「中秋の名月」
今年は9月21日が中秋の名月。中秋の名月(十五夜)は必ずしも満月とは限らないが、今年は珍しく満月と中秋の名月が一致する。これは2013年9月以来8年ぶり。「まん丸お月さま」を家族揃って眺めてみよう。
- ペルセウス座流星群、そして夏の夜空に輝く「金・木・土」
8月は天の川や流れ星など星空に親しむのに良い時期です。いよいよ8月13日未明に迫ったペルセウス座流星群の極大イベントの観察の仕方や、この夏お薦めの惑星観察についてご紹介しましょう。
- 5月26日はスーパームーン皆既月食
皆既月食を起こす5月26日の満月は今年最も大きな満月(=俗に言う「スーパームーン」)です。また、今年11月19日にも月食があります。天体望遠鏡で撮影して、月の大きさを比較してみませんか。
- しぶんぎ座流星群が極大に
今年のしぶんぎ座流星群の極大は、1月3日深夜と予想されており、観察に適した時間帯は、4日の夜明け前までとなります。空の暗い場所では1時間あたり20個程度の出現が予想されています。防寒対策をしっかりと。
- 天文・宇宙の話題 2020年を振り返る
世界で初めて小惑星内部の礫や砂の採取に成功したと思われる日本の探査機「はやぶさ2」の成果に沸いた2020年。振り返ると天文・宇宙の話題が豊富な一年でした。慌ただしい年の瀬ですが、思い出してみましょう。
- 夕刻、南西の低空にて、木星と土星が世紀の大接近!
木星と土星がほぼ重なって見えるという、とても珍しい天文現象が12月21日(冬至)の日没後に、南西の低空にて起こります。0.1度以内に接近するのはじつに397年ぶり。貴重な天体ショーを見逃さないように。
- 極大を迎える「ふたご座流星群」 -冬の星空を見上げてみよう
2020年のふたご座流星群の活動は、12月14日10時頃に極大を迎えると予想されています。今年は、15日が新月のため月明かりの影響もなく、かなり良い条件で観察できます。冬の夜空を見上げてみませんか?
- 火星最接近 10月中は観望の好機
地球は2年2カ月ごとに火星を追い越し、その際に最接近します。前回2018年の大接近には若干劣るものの、今回の接近も極めて明るく見事な姿です。10月中ぐらいは夜空を見上げて接近した火星を楽しみましょう。
- 見上げてみよう 10月1日は「中秋の名月」
10月1日は「中秋の名月」。いにしえの時代よりさまざまな想いを込めて、古今東西の人々が愛でてきたこの名月を、改めてじっくりと眺めてみませんか? 現代を生きる私たちにとっても、月は意外と身近な存在です。
- 流れ星に願いを! -夏の風物詩、ペルセウス流星群が8月12日極大に-
毎年、たくさんの流星が出現する三大流星群の一つ「ペルセウス座流星群」が、今年は8月12日(水)に極大を迎えると予想されています。すでに活動が始まっているこの流星群の見方・楽しみ方をご紹介します。
- 梅雨空の向こうに美しき天空の訪問者「ネオワイズ彗星」
梅雨明けが待ち遠しい日々ですが、梅雨空の雲の向こうにはネオワイズ彗星(C/2020 F3)の明るく尾をひく姿が世界各地で話題になっています。日本からも夕方、北西の空でその姿を捉えられるかもしれません。
- 6月21日夏至の日の日食情報 ー全国各地、おうちで日食観察を-
6月21日午後、日本全国で部分日食が起こります。次回全国で見られる日食は2030年6月1日の北海道での金環日食までありませんので、梅雨空に晴れ間が生じたら自宅などから安全に観察してみたい天文現象です。
- 月を愛でよう! 今年は9月13日が中秋の名月
今年の中秋の名月は9月13日(金)です。晴れたらぜひ、月光を浴びて月を愛でてみませんか? 翌14日が満月となります。今月の満月は、今年中ではもっとも小さなサイズに見える満月でもあります。
- 天文学 平成30年の歩みと令和の時代への期待
令和時代を迎えることを機に天文学における平成の30年を振り返り、これからの30年を予想してみたい。天文に関する様々なニュースで日々メディアが賑わう今日ではあるが、今後はどんな発見が期待できるだろうか?
- 1月6日、平成最後の部分日食を見よう-安全に観察するために大事なこと-
1月6日午前、晴れれば全国で部分日食を見ることができます。前回、部分日食が日本国内で楽しめたのは2016年3月9日。今回、平成最後の部分日食を安全に配慮して楽しみましょう。直接、太陽を見ないように。
- 平成最後の流星群観察に防寒・防光対策をして臨もう -1月4日早朝のしぶんぎ座流星群
年間三大流星群の一つ、しぶんぎ座流星群は、1月4日11時頃に極大を迎えると予測されています。今年は月明かりの影響がほぼ無いため、天候が良ければ4日未明に1時間当たり30個程度の出現が期待できます。
- 2019年、期待の天文現象とは?
2019年、国内では1月6日と12月26日に部分日食が起こります。海外では、7月2日(現地時間)に南アメリカ大陸(チリ、アルゼンチン)にて皆既日食、12月26日はインドネシア等で金環日食が起こります。
- 創設100年を迎える国際天文学連合 -社会化する学術団体の一例として
天文学者のための組織として設立された国際天文学連合(IAU)が、2019年に創設100年を迎えます。IAUは今、発展のための天文学、社会のための天文学、そして平和のための天文学を志向しつつあります。
- ふたご座流星群極大へ -冬の星空を見上げてみよう-
ふたご座流星群が14日に極大を迎えます。特に多くの流星が見られるのは13、14日の2夜。20時頃から流星が出現し夜明けまで。空の暗い場所で観察すると、極大の頃1時間あたり40個程度と予想されています。
- 流れ星を見る方法 -オリオン座流星群はどのぐらい出現するのか?-
流星を見る際、大敵なのは地上の灯りと月明かり。月明かりが無い場合、空の暗い場所では1時間に15個程度のオリオン群の流星を見ることが可能。しかし、月明かりの下や都市部では見ることが出来る流星の数は僅か。
- 流れ星を見るチャンスを逃がすな -ペルセウス座流星群が極大に-
今年のペルセ群の極大予想は8月13日10時頃。日本では13日未明に見頃を迎える。前後の11日、13日の晩もある程度の出現が期待されている。今年は月明かりも無く最良の条件。流星見物に挑戦してみませんか。
- 火星大接近 -火星に生命は存在するのか?
大接近するたびに注目される火星。今回の最接近は7月31日。ただし、9月頃まで明るい火星を夜空で楽しむことが出来る。なぜ、火星に多くの人が魅せられるのか?その魅力を火星生命とその探査から紐解く。