タックスヘイブンとタックスヘブン

タックスヘブンと思い込んできた口だが、

正しくはタックスヘイブンだった。

大富豪が「税金を回避」するための仕組みらしいが、

私には全く関係のない「天国」のような仕組み、と言えるか。

タックスヘイブン問題は、今後もっと拡がっていきそうだ。

「日本の大企業・富裕層はタックスヘイブンで世界第2位、

約55兆円もの巨額な税逃れをしている」なんて記事も目にする。

(この金額もどこまでどうなのかわからない)

その金額は、2014年度の一般会計の額に匹敵するらしい。

つまり、ヘイブンしなかった税金で、所得税はもちろん、

消費税に相続税、酒税、煙草税などの「税金は不要」とまで言っている。

そんな願ってもない話はなかろう、そんな単純な話ではなかろう、

と思うが、公正でシンプルな税制にはしていくべきだろう。

そして気になるのは「税金の使い方」だ。

山尾議員の「ガソリン代」は地球5週分。

安倍総理は地球12、3週分に相当するという。

そのお金は税金である。

明細をださんかい!

そう思う。

何人の秘書が、どの町にでかけたのか、一日何キロ走行したのか、

それくらいの「明細」は必須にしていくべきだ。

いい加減な収支報告書で「税金使い放題」ならば、

それは政治家とって「タックスヘブン」ということか。

官僚にとってもそうじゃないかと言いたくなる。

一般会計が97兆円だが、特別会計なるものがあり、

総額は250兆円ほどの規模になるそうだが、

果たしていったい何にどう使われているのか、

一般国民にはとても判りづらい。

わざと「判りにくくしている」なんて記事も何度も読んできた。

ここで私が暮らす市の予算を調べようとホームページ(以下HP)に

アクセスした。

どこでも同じような仕様の役所のHPで、これまた判りづらい。

まず、「平成28年度予算・決算」のページへいく。

そこに「平成28年度当初予算」というのがあり、

「行財政運営方針」から始まる9つの項目がある。

そのうち8つがPDF形式となっていて、

ひとつひとつ開いて、熟読し理解していく必要に「迫られる」のだ。

その中から「一般会計内訳」を開いた。

金額の単位は「千円」だ。これがまたややこしい。

どれくらいの人がパッと見て、その金額が把握できるのか。

そもそも市のHPトップ画面に「予算」「財政」という項目がない。

HP内にある検索の欄で「予算」「財政」を検索しても

Googleで検索して出てきた市のページに直接行かない。

話を戻して、「一般会計内訳」だ。

人件費からはじまり、それなりの明細を掲載している。

区分として平成28年度の「当初予算」と

平成27年度の「当初予算」と「現計予算」が載っていて、

前年度との比較もしている。

現計予算?

調べてみた。財政用語で、

「当初予算額、補正予算額及び繰越予算額

(継続費の逓次繰越額、繰越明許額、事故繰越額)を合算した

一定日現在における当該年度の執行可能な範囲の予算をいいます」

ということらしい。

もうやめよう。

この記事を書くにあたり、一応調べてみたが、

どれほどの市民が理解できるのだろう。

私の市では「家計簿」というタイトルで「比較的」、

そうあくまで「比較的」判りやすくは説明しているが、

それとて、いったいどういうことに、どういう理由で、

どの程度合理的に税金が使われているかなんてことは判らない。

ちなみにこちらの金額の単位は「百万円」だ。

単位を変える理由は?

もうやめよう。

タックスヘイブンとタックヘブンだ。

タックスヘブンで検索しても見当たらない。

そんな天国はないということだろう。

いや、天国への階段は、とても判りづらいということか。

例え判ったとしても、チケットを手にいれることは

困難極まりないということだ。

せめて「税金」への感度をあげていくしか・・・ないか。