目指せ!カンヌ!48時間で映画を作れ!!

48時間で4分以上、最大7分の短編映画を創る!

というイベントがある。

2001年にアメリカで始まった48Hour Film Projectは、

「2012年度は五大陸105都市で開催、

5万人を越える参加者によって4千もの映画が作られた」という、

世界的な映画制作コンペティションだ。

その使命は、

「48Hour Film Projectの使命は、映画製作を推進し、

フィルムメーカーの成長を促進することです。

映画祭、コンペティションを通して、我々はフィルムメーカー、

そしてフィルムメーカーを志す人がこれを機会に世に出て

活躍することを応援します。

48時間という厳しい時間制限の中で参加者は、

高い創造力と優れたチームワークという課題に

正面から向き合うことを余儀なくされます。

参加者は時間制限によって特殊な制約を受けますが、

同時に、“議論”することでなく

“行動”することを選択することにより、

その制約から解放されます」

「議論することではなく、行動すること」

日本では、一昨年に、森亮太という映像クリエーターが

プロデューサーとなり、東京ではなく、大阪で開催した。

「世界のプロジェクト」に参加するため、彼は行動を起こした。

48Hour Film Projectでは、

シナリオ作成、リハーサル、衣装の準備、セットデザイン、

そしてもちろん撮影、編集、サウンドデザインなど、

制作に関わるすべてを48時間以内に行わなければならない。

事前にできるのは、スタッフ、役者の手配、機材の確保、

ロケーションの視察くらいだ。

参加者はプロの映像クリエーターに、映画に燃える若者、

映像クリエーターを目指す学生など様々。

まさに、同じ土俵で「作品」を競うのである。

参加者にはテーマが与えられるのだが、

ジャンルは既に発表されていて、

バディフィルム、コメディ、犯罪/ギャング、ダーク・コメディ、

ドラマ、ファンタジー、ホラー、人違い、

ミュージカルまたはウェスタン、ロマンス、S F、

スーパーヒーロー、スリラー/サスペンス、

バケーション(休暇)またはホリデー(祭日、祝日)、

と多岐に渡る。

さらに、「お題」がある。

昨年は、キャラクターとして「東 健太」「亜希」、

職業として「発明家」、小道具に「サイコロ」、

台詞に「それだけは勘弁してよ」を

どこかで使わなければならないというお題だ。

これもキックオフ当日の抽選で決まる。

これらの条件の中、

たった48時間で映画を作らなければならない。

最大7分間という短編だとしても。

今年は10月25日にキックオフイベントが行われる。

今年初めての試みとして、公開することになった。

場所は、大阪・京橋にあるガーブドレッシングというレストランだ。

18時に参加者の代表が集まる。

くじを引き、取り組むジャンル、お題を決める。

手続きが終われば、19時を持って「競技」がスタート。

一斉に映画制作に取り掛かる。

緊張感に溢れるキックオフ・イベント。

観客にも戸惑いはあるかもしれない。

なにせ初めて見る光景だ。

たった48時間で映画を創る?

どんな映画が出来上がってくるのだろう?

そんな期待感すら参加者には関係ないだろう。

時間が・・・ない。

そして48時間後。

10月27日、19時30分。

30分という猶予を与えられながらも

締め切りのカウントダウンが行われる。

あと100mのところで時間切れになった者もいる。

「もう無理だ」と諦めてしまった者もいる。

過酷な条件の中で、作品を完成させたものだけが

ドロップオフ会場への入場が許される。

ヘロヘロになった参加者が、次々とやってくる。

これも今回は公開で行われる。

10、9、8・・・3、2、1、ゼロ!!

初めて見る光景になる。

是非、会場に来て、その目で、身体で体感してもらいたい。

追記:選んだジャンルを「ワイルド・カード・ジャンル」と

一度だけ交換できる「ワイルド・カード」という仕組みがある。

「フィルム・デ・ファム」「ファウンド・フッテージ」てなに?

と思った方はコチラまで。説明がある。結構面白い。