河井克行、河井案里夫妻の参院選買収疑惑事件で検察がいかに、強引でデタラメな捜査をやっているか。

 黒川検事長の賭け麻雀問題ではあれだけ大騒ぎした新聞やテレビが、なぜかこの件は一切報じないので(『週刊新潮』(3月19日)がコラムで触れたのみ)、書いておく。

 3月4日深夜0時近く、ホテルニューオータニに宿泊していた河井夫妻の部屋のベルが押された。

 同時にドアをドンドンと叩き、「バカヤロー」「いるのはわかってるんだ!」「開けろ!」と怒声が響いた。深夜のホテルだ。周囲の部屋に泊まっていた客も仰天したに違いない。

 河井夫妻は最初、反社会的勢力(つまり暴力団)に襲われたのかと思い、ドアを開けなかった。

 地検とわかった後も、「弁護士に相談するから待ってほしい」と言う夫妻に、検察官らは納得せず、持参したペンチでドアチェーンを切断して14、5人が部屋に乱入した。部屋の中は大混乱になり、その時、克行氏は左足を負傷。

 苟くも相手は現職の国会議員だ。逃げ隠れするわけもなく、この間、取り調べにも応じている。深夜、ドアチェーンを切ってまで、乱入する必要があったのか(ついでだが、これはホテル側に弁償したのか)。

 結局、その夜、検察官らは河井夫妻のケータイを押収しただけだった。

 人権もへったくれもあったもんじゃない。検察の横暴極まれり。こんなことが許されるのか。

 繰り返す。黒川検事長の賭け麻雀問題であれほど大騒ぎした新聞やテレビはなぜこの問題を取り上げないのか。