50年以上雑誌の編集に携わり、編集長も30年やっているから、これまで何万本というタイトルをつけてきた。タイトルはアイキャッチャー。読者がまず注目するのがタイトルだ。

 タイトル付けで大事なことは1、内容を的確に反映していること2、読者を引きつけること3、タイトルで中身がわかること4、簡潔なこと5、声に出して読んで響きのいいこと。

 これに尽きる。以外に5が大事。

 問題とされている『週刊ポスト』のタイトル「やっかいな隣人にサヨナラ 韓国なんていらない」。

 この5条件に照らしても、良いタイトルではないか。

 センセーショナリズムだとかなんとか批判するが、センセーショナリズムが少しもないジャーナリズムなんてあり得ない。雑誌の仕事は学者の研究論文とは違うのだ。

 ついでだが、ジャーナリズムの反対語は何か。マンネリズムだ。ジャーナリズムは常に新しい事象を追いかけるのが仕事だ。

 だからぼくは50年、編集者をやっていても一度も飽きたことがない。

 繰り返す。『週刊ポスト』、小学館は謝罪する必要なんて全くない。