国会審議を放棄し、18連休中だった立憲民主党をはじめとする野党各党が、ゴールデンウィーク明けとともに国会復帰だという。

 どの面下げてと言いたくなる。

 北朝鮮問題もある。働き方改革もある。IR法案だって重要だ。なのに18連休。

 自民党も何も頭を下げてまで妥協することはない。出ないというなら放っときゃよかったのだ。

 放っておけば、国会放棄への批判が高まり、野党はスゴスゴと出てこざるを得なくなる。その時にどんな言い訳、屁理屈を言うか楽しみだったのに。

 野党の無責任ぶりはいまさら言うまでもないが、野党に劣らないのがメディアで安倍批判をくり返す自民党大物OBたちだ。

 テレビや講演で言いたい放題。

 こんな具合。

 山崎拓元自民党副総裁。

「(麻生財務相は)辞める以外に責任の取り方はない。安倍政権の3選を追認するのは党としての活性化が阻まれる」(4日石破派の憲法勉強会で)

 古賀誠元自民党幹事長。

「安倍一強は危険水域に入った。9条改憲は全く必要ない」(4月23日福岡市の講演で)

 福田康夫元総理。

「各省庁の中堅以上の幹部は皆、官邸の顔色を見て仕事をしている。恥ずかしく、国家の消滅に近づいている」(2日共同通信のインタビューで)

 女性とのトラブルで恥ずかしい写真を公開されて失脚した山崎氏や、在任期間わずか1年、唯一、記憶されているのが、辞任会見で「あなたたちとは違うんです」との迷セリフだけという福田氏。安倍総理だって、そんな連中に何のかの言われたくないだろう。

 なかでも、このところ安倍批判発言を連発しているのが小泉純一郎元総理だ。『週刊朝日』、東京新聞など、インタビュー、出まくり。

「安倍首相も麻生氏も(佐川宣寿氏の国税庁長官起用を)適材適所と言い切った。これにはあきれたね。判断力がおかしくなっているのではないか」(4月13日BSフジ)。

「(安倍3選は)難しいだろう。信頼がなくなってきた。何を言っても言い逃れ、言い訳に取られている」(4月14日水戸市で)

『週刊朝日』(4・27)のインタビューでは55分にわたり〈思いの丈を語り尽くした〉という(もっとも半分は原発ゼロの話だが)。

 まず昭恵夫人について。

「昭恵さんは森友学園の名誉校長でしょう。森友学園へ行き、挨拶までし、関係しているのに、なぜ、あんな嘘を言い続けるのか、わからないね(中略)嘘の上塗りをするから、おかしくなる。総理も国会議員も辞めると言ったので、本当ならとっくに辞めてなきゃいけないはず。なのにバレている嘘をぬけぬけと今も言っているなぁとあきれているんだよ、国民は」

 安倍3選については。

「危なくなってきたね。安倍さんの引き際、今国会が終わる頃(6月20日)じゃないか。(9月の)総裁選で3選はないね」

 かつて中曽根総理がそう評されたが、かんなクズに火をつけたようにペラペラ、ペラペラ、全くよく喋るものだ。

 そもそも安倍総理を官房副長官に起用、総理にまで育てあげた、小泉氏の言葉とは思えない。

 仮にもかつて自民党を背負って立った大物政治家たち。今でも自民党の党員であろう。もし、安倍総理のやり方、やっていることに批判があるなら直接、会って総理本人に注意するのが筋ではないか。