日本人はいったい年間、何冊くらい本を読んでいるか。

 あるアンケート調査(株メルリンクス)によると、

・読んでいない 47・5%

・1~2冊 34・5%

・3~4冊 10・9%

・5~6冊 3・4%

・7冊以上 3・6%

 つまり日本人は平均すると1年間に、12、13冊本を読んでいることになる。

 中国人はどうか。年間読書量は4・58冊というから日本人の3分の1くらい。

「文化通信」によるとその中国で今、「井噴」(油田が噴き出す様子)と呼ばれるほど日本の絵本が爆発的に売れており、2017年には書籍市場

803億元(約1兆4000億円)の25%を児童書が占めているという。

 元々、中国には絵本市場がなかった。仕掛けたのは「蒲蒲蘭文化発展有限公司」。といってもご存知ないだろうが、ポプラ社の中国法人。

 2004年に設立。翌年には外資による小売免許登録第1号となり、翌年「蒲蒲蘭絵本館」を開店。出版にも進出して絵本や児童書などすでに約

500点を刊行している。

 中国の出版社は多くが国営であまり熱心な営業活動をしてこなかった。蒲蒲蘭は日本で培った営業手法を使い、営業力は中国でトップレベル。

 売上も毎年、倍々のペースで急成長。2016年には1億元(約17億円)を超え、中国絵本3大ブランドの地位を占めるまでになったという。

 ちなみに2017年の売上ベスト5は、

1、くまくんの赤ちゃん絵本 41万6227冊

2、ティラノザウルスシリーズ 30万759冊

3、おちんちんの絵本 26万1179冊

4、おっぱいのはなし 21万6828冊

5、まるまるまるのほん 18万7530冊

 日本の出版界にとって久々の明るいニュースだ。