衆院選で落としたかった5人。

 自民党の大勝。

 安倍政権を批判する人に、ぼくは必ず聞いてみる。

「じゃあ、あなたは、この危機の時代に、誰が総理ならいいんですか」。

「この人」なら、と挙げられた人はいない。

 つまり代案ナシ。批難のための批難、批判のための批判だから、今回の結果は至極当然の結果だ。

 それは喜ばしいことなのだが、どうしても落としたかった何人かが当選したのが気に入らない。

 第1番が無所属で出た山尾志桜里議員(愛知7区)だ。

 理由は記者会見で嘘をついたままだから。

『週刊文春』がスクープした、9月2日夜、品川のホテル。彼女は会見で「一人で泊まった」と言い張った。

 が、『文春』甘くはない。翌週、その部屋に不倫相手の弁護士がワインだか、食べ物だかの入った袋を持って時間差で入っていく写真を掲載。山尾議員、記者会見という公の場で明らかに嘘をついたのだ。

 人間だから、不倫することもあるだろう。山尾議員女盛りだし。

しかし、それがバレたら、公人ならきちんと謝って、もう二度としませんぐらい言うべきではないか。

「一人で泊まった」などとすぐにバレる嘘をつく。当選後のインタビューで、「必要な説明をさせていただいた」などと言っていたが、これも嘘。

 2番目。菅直人議員(東京18区)。

 前回、どん尻でやっと復活当選。元総理のプライドがあったら、今回は出なきゃいいの、また、また出て来て希望の党から袖にされ、立憲民主党にすり寄った。

 立憲のカゼと共産党が候補を立てなかったために辛勝。

 2011年東日本大震災の時の菅総理のあたふたぶりを見て、まだ、この人物を選ぼうという人の気持がわからない。

 3番目が希望の玉木雄一郎議員(香川2区)。

 この人、国会で加計学園を追及していたが、日本獣医師政治連盟から、政治資金をもらっていたことがバレてしまった。

 しかも、弟が獣医師。要は重医学部新設に反対する獣医師会の“ヒモ付き”だったわけだ。

こんな男が希望の共同代表とか言ってるのだから、希望の人材不足極まれり。

 小川榮太郎さんが新刊『森友加計事件――朝日新聞による戦後最大級の報道犯罪』(飛鳥新社刊)で詳細に論証しているように、加計学園獣 医学部新設に安倍総理が関わっていたという証拠は何もない。朝日による完全なデッチ上げだ。

 4番目、石川香織議員(北海道11区)。

 ご存知、小沢一郎氏の元秘書。2009年に陸山会事件で有罪となって、公民権停止中の石川知裕元議員の妻。

 完全な身代わり。政治家として何の経験もなく、いったい何がしたいのか。何ができるのか。

 二人羽織よろしく、今後は石川知裕氏が公設秘書をつとめるという。

 夫婦で税金をふんだくる気なのか。

 最後、5番目は枝野幸男立憲民主党代表。

 代表になった後、もっともらしいことを言っているが、この人、本当は希望の党に行くつもりだったのだ。節を曲げて(そんなものがあればだが)、前原民進党代表の提案を両院議員総会で満場一致で認めた。ところが小池百合子都知事に「排除」され、しかたなく立憲民主党を言い出した。それが思いがけなくカゼが吹いて――。

 日本人の判官びいきも困ったものだ。

 というわけで、この5人はぜひ落選してほしかった。