朝日記者はツイッターでも「従軍慰安婦」大誤報について沈黙とは。

今回も朝日新聞「従軍慰安婦」大誤報問題。

それにしても、ずっと不可解なのは朝日新聞の若い記者たちはこのことに関してどう思っているかということだ。

少くともジャーナリストを志そうとする人間だったら、吉田清治の証言が、おかしいことぐらいとっくに気づいているはずだろう。当初はわからなかったとしても、産経新聞や『正論』『WiLL』が繰り返し疑問を呈してきたのだから。

なのに、なぜ社内で、あるいは社外で、疑問の声を上げないのか。こんなデタラメを報じ続けた編集幹部を糾弾しないのか。

出世に差しつかえるなどと思って黙っているなどとは考えたくないが、もしそうだとしたら、それだけでジャーナリストの資格はあるまい。新聞記者を名乗るのはおこがましい。

余談だが、今年3月、慰安婦問題に関して朝日の現役記者、OB120人ほどにアンケートの手紙を送った。

だが、1、2通しか返ってこなかった。半ば予想はしていたが朝日では自らの意見さえ言えないのかと、呆れた。

で、朝日新聞が力を入れているソーシャルメディア、ツイッターの「記者アカウント」をチェックしてみた(書いているのは若い人ばかりというわけではないが)。

沢村亙朝刊編集長。

〈中身を読まずに、断片情報を切り取った反応が目につく〉

〈近隣国と関係がうまくいかない理由、いらだちをメディアのみになすりつける反応(おそろく今の政権も)はあると思っていたが、そもそも関係を良くしたいと思わない人(ネトウヨを中心に)いるようだ〉

上丸洋一編集委員。

〈南京陥落を目前にした1937年12月11日、上海派遣軍参謀長の飯沼守は日記にこう書いた。「慰安施設の件、方面軍より書類来り、実施を取計ふ」 「慰安施設」の設置に対する軍上層部の関与(それも直接的な関与)はこれをみても明らか。出典は陸軍将校のOB団体・偕行社が編集した〉

武田肇記者(大阪社会部)

〈崔碩栄 大事なのは今後だ。広がったデマを修正するには、何十、何百倍の努力と時間が必要だ。(中略)韓国人は謝罪にうるさいよ。〉をリツイート。

〈誤報撤回について、リコール品を出荷した責任はやはり企業が持つべきではないのかと〉を引用。

冨永格特別編集委員、山中季広特別編集委員をはじめとして30数名の記者のツイッターをチェックしたが、大半の記者が、この件に関しては一切触れていない。

自社が関係した重大問題をパスするならツイッターなどやめたらどうだ。

なかで唯一、真面目にこの問題に触れていたのが金成隆一記者(国際報道部)

〈朝日新聞が自らの慰安婦報道を検証しました。各方面からのバッシングが90年代からあったのだから、もっと早くやればよかったのにと感じます〉

〈他紙の報道なんてどうでもいいだろ、という批判が多いようですが、本当にそうでしょうか? 当時の時代状況を知るには有効と思います。私は、歴史証言を伝えることの難しさを感じました〉

今からでも遅くない。

朝日記者の内部告発、待ってます。