今月号『WiLL』の総力大特集のタイトル「朝日を読むとバカになる」がネット上で話題になっている。

こんな非難まで。

「こんなアホな雑誌読んだらネトウヨになる」

「反朝日で食ってる雑誌だろ」

「ネトウヨになるくらいなら朝日を三ヵ月契約する」

既にして相当、長期間、朝日を読んでる連中らしい。

実はこのタイトルをつけるにはずいぶん迷った。最初は「朝日新聞の大罪」とか「朝日新聞の病理」とか考えた。

しかし、このところの秘密保護法反対や集団的自衛権行使反対の狂ったようなキャンペーンを見るにつけ、こりゃもうガツンとやるしかないと思い切ったわけだ。

『WiLL』は毎月26日発売で産経、読売、毎日、日経に広告を出す。朝日は出さない。主義主張が違うからというのではなく、単に値段が高いからだ。

ところが、今回、読売と毎日が「バカになる」を変えてもらえないかと言ってきた。

返事はむろんNO。どうしても変えろというなら●●にしてくれと返事した。つまり「朝日を読むと●●になる」。

時々こういうことがある。

『週刊文春』3月7日号の新聞広告が、

「慰安婦問題A級戦犯●●新聞を断罪」

同じ週、『週刊新潮』の広告でも、

「●●記事を書いた朝日新聞記者の韓国人義母詐欺裁判」。

『WiLL』の読者でなくとも『文春』の●●は「朝日」だし、『新潮』の●●は「捏造」だということは一瞬にしてわかるだろう。

返って目立つ。

そう、●●にすると返って目立つのだ。

で、新聞社側もある時期から●●はやめてくれ、何か別の言葉を入れてくれと要求するようになった。

そもそもタイトルはその雑誌がつけたもので、広告を載せた新聞社側の責任ではないからいいじゃないかと言っても、新聞社には各社ごとに広告掲載規準というのがあって、それに合わぬからダメだと言ってくる。

余談だが、この広告掲載規準というのがよくわからない。

『週刊文春』編集長時代、こんなことがあった。

アメリカで夫婦ゲンカのあげく、妻が亭主のオチンチンをチョン切ってしまった。慌てて拾って無事についたという報道があった。いったい役に立つのだろうか。

で、すぐ記者がアメリカに飛んで、ご本人にインタビュー。つけたタイトルが、

「チョン切られて復活したわがオチンチン」。

これを朝日がダメだという。

じゃ、何ならいいのかと問い合わせると、答えが、

「局部、性器ならよろしい」

その方がよほど猥褻じゃないかと抗弁したのだが、ダメだと譲らない。

結局、「チョン切られて復活したわが男性自身」となった。

余談の余談だが、件の男、後にポルノ俳優として売り出し、人気が出たというから、何が幸いするかわからない。

●●に話を戻すと、今度、なんにもない時に●●入りのタイトルをつけてやろうかと思っている。

「●●新聞の●●と●●の●●な関係」

読みたくなりません?