TBS「ニュースキャスター」のスタッフは「週刊文春」くらい読めよ。

7月26日のTBS「ニュースキャスター」が中国の期限切れ鶏肉問題を特集。「食の不安知らずに中国食材を食べる日本」と題して、安住キャスター「日本にとって全く考えられないこと」と驚いてみせた。

「豚肉を化学薬品につけて牛肉として売っている」

「成長促進剤を過剰投与」

「北京市郊外を流れる川は下水道から直接流される化学薬品で白濁、牛乳川と言われている」

「川に流された工業用の廃油から食用の油をつくっていて、地溝油と呼ばれている」

などなど。

安住キャスターも、矢野大亮という記者も、「ご存知でしょうか」とことさら驚いてみせるのだが、そんなことはとっくにご存知なのだ。

昨年、『週刊文春』が7、8回にわたって「中国猛毒食品」というタイトルで大キャンペーン。何度も現地に記者を派遣して、中国の食品生産現場の惨状、携わる中国人たちの無責任、衛生観念のなさをイヤというほど伝えている。それをまとめた文春新書『日中食品汚染』も発刊された。

今さら驚くほどのことか。

だいたいTVのワイドショーは週刊誌から拾っているネタが多い。

だからディレクターたちは一刻も早く見本を入手するのが勝負の分かれ目。鵜の目鷹の目で週刊誌を読んでいるというではないか。

安住キャスターも、記者も『文春』の記事を一度でも読んでいないのか。少なくとも今回の事件を報じようという時に、参考資料として目を通すべきだろう。

そして、そこから今回の事件を機にもう一歩踏み込んで放送しなくては「報道のTBS」が泣く。