塩村文夏都議、付き合ってた男から慰謝料1500万円。

 だいたい、あの程度のヤジで涙を浮かべているようでは都議会議員だってつとまるまい。都議会でのやりとりをニュースで見て、そう思っていた。

 ところが塩村文夏都議(みんなの党)が議長に訴えたり、会見したりして問題はどんどんエスカレート。ウォールストリート・ジャーナル(電子版)やらCNN(電子版)にまで取り上げられて世界的なニュースに。英紙ガーディアン(電子版)はsexistabuse(性差別的な人権侵害、虐待)とまで報じたという。

 追及が厳しくなったせいだろう。23日になって鈴木章浩都議(自民党)が自身の発言だったことを認め、謝罪。会派離脱を申し出た。

 で、一件落着?

 が、どうもスッキリしないのだ。

 というのは実際に議場でどんなヤジが飛んだかがハッキリしないからだ。

 塩村あやか都議自身のツイッターでは、

「お前が結婚しろ!」

「産めないのか」

 読売(21日)

〈「早く結婚した方がいい」と大きな声でヤジが飛んだ。(中略)「子供を産めないのか」という発言も出たといい〉

 つまり「子供を産めないのか」は伝聞らしい。

 毎日(20日)

〈「自分が早く結婚した方がいいんじゃないか」などと複数のヤジが飛んだ〉

 産経(20日)

〈「早く結婚したほうがいいんじゃないか」「産めないのか」>

東京(20日)

<議会の動画記録にも、男性の声で「自分が早く結婚したらいいじゃないか」とのやじが残っており>

 朝日(20日)

〈「お前が早く結婚すればいいじゃないか」「産めないのか」とヤジが相次いだ〉

 たしかに「早く結婚した方がいいんじゃないか」という部分は各紙共通しているが、ご本人のツイッターと朝日は「お前が」。毎日、東京は「自分が」。読売、産経はなし。

産めないのか」は読売と朝日のみ(但し読売は伝聞)。

 ご本人のツイッターではハッキリ「産めないのか」というヤジも飛んだと書いているのだが、なぜ読売、毎日、東京はそのヤジを取り上げていないのか。「産めないのか」の方がヤジとしては悪質だから、もしそんなヤジが飛んでいれば落とせないハズだ。

 少なくとも各紙の記者は傍聴していたろうし、場合によっては録音もしていただろう。なぜ、こんなに違うのか。

 念のためYouTubeでNHKのニュースをチェックしてみると、「お前が」の部分、どうもハッキリ聞こえない。「産めないのか」の部分はテロップのみ。

 だから本当のところ、どんなヤジが飛んだのかがわからない。

 わからないままに海外で「日本は女性の地位が低い」(CNN)、「独身や子どものいない女性の意見は聞く必要がないという男性議員の考えが明らかになった」(ウォールストリート・ジャーナル)などと批難、揶揄されている。

 知人の意見だが、YouTubeを見ると「お前が」という部分「みんなが」と聞こえるという。

 つまり、鈴木都議は「みんな(の党)が早く結婚しろ」、早く自民なり、維新なり一緒になれと言ったのではないかというのだ。

 それならヤジとしては、ま、ユーモアがあっていいではないか。

 誰かヤジの正確な再現をしてくれ!

ついでだが、YouTubeでみると塩村議員、かって「恋のから騒ぎ」で大騒ぎしたり、「スーパージョッキー」で水着で熱湯風呂に飛び込んだりかなり奔放な女性。「今まで付き合った男は必ず慰謝料くれた」と大胆発言して「最高額は?」と聞かれると、自慢げに「1500万円!」。

鈴木議員、慰謝料などとられないよう、十分気をつけた方がいい。