北海道 あす6日以降平地でも広く雪か

(落ち葉が増え 冬の気配を感じる札幌市内 筆者撮影)

2日、先週土曜日には道内で今シーズン初めて、稚内から初雪の便りが届きました。

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(あす6日午前9時の予想天気図 ウェザーマップ提供)

あす6日にかけて北海道付近を寒冷前線が通過して、上空1500m付近にはマイナス6度以下という、平地でも雪が降る目安の寒気が流れ込んできます。その後週末にかけてはさらに寒気が強まる見込みで、北海道の日本海側は平地でも降雪、積雪が予想されています。

■旭川で初雪、雪雲の入り方次第では札幌でも初雪の可能性

こんやからの雪と雨の予想です。

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(5日午後9時の雨雲の予想)

午後9時ごろから寒冷前線による雨雲がかかり始めます。前線の周辺は大気の状態が不安定で、雷を伴って雨脚が強まる所もありそうです。

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(6日午前0時の雨・雪雲の予想)

あす6日の午前0時には、上川地方やオホーツク海側など内陸では白い表示が出始め、雨が雪に変わります。これまでは、雪が降るのは標高が1000メートルを超えるような高い峠に限られていましたが、こんやはそれよりも低い山沿いの地域や一部平地でも雪が降るとみられます。

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(6日午前6時の雨・雪雲の予想)

(雨・雪雲の予想はいずれもウェザーマップ提供)

あす6日午前6時には、上川地方で雪の範囲が広がりそうです。旭川にも白い表示がかかっていて初雪の発表がありそうですし、長い時間雪雲がかかる地域では平地でも雪の積もる所がありそうです。

また、札幌は水色と青の表示の境目にあたっていて、みぞれになるか雨になるかが難しいところですが、雨に雪が混じって初雪が発表される可能性があります。

■札幌の手稲山の初冠雪も同日に観測か

札幌管区気象台では、札幌市中心部の西側にある手稲山(標高1023メートル)を初冠雪の観測対象にしていますが、今年はまだ手稲山の初冠雪を観測していません。

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(去年2018年 初冠雪時の手稲山 筆者撮影)

冬は山からやってきます。手稲山の初冠雪から札幌の初雪までは、去年2018年までの過去10年間を平均すると15.4日、およそ2週間かかっています。

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(手稲山の初冠雪と札幌の初雪の日の比較 筆者作成)

ただ、年によってばらつきも結構大きく、2011年には43日かかっている一方、2009年は札幌の初雪のほうが1日早くなっています。去年は21日かかっています。

これは初冠雪の観測を発表するのが、『ふもとの気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えること』という条件によるからで、山で雪が積もっていても、雲などで隠れてふもとから見えなければ初冠雪の発表にはならないからです。

今年手稲山の初冠雪と札幌の初雪が同日だった場合は、2014年以来5年ぶりのことになります。

こんや以降、9日土曜日ごろにかけて峠だけではなく平地でも積雪の可能性があります。また、雪が積もらなかったとしても朝晩は路面が凍結しやすくなりますので、峠道や朝晩に車の運転の機会がある方は冬タイヤを装着するようにしてください。