きょう25日は、札幌で最高気温が30度ちょうど、およそ2ヶ月ぶりに真夏日になりました。2ヶ月前といえば佐呂間町で39.5度を観測するなど、5月としては記録的な、猛烈な暑さに道内が見舞われていたころです。きょう25日はそこまでの気温ではありませんでしたが、そのときよりも体にこたえる暑さになっています。

というのも、湿度が全然違うのです。

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(札幌の最高気温と最小湿度 筆者作成)

札幌の、前回真夏日になった5月27日ときょう25日の最高気温と最小湿度を比べたものです。5月の時には34度台と今回よりも気温が高い一方、最小湿度が18%でカラッとした北海道らしい暑さでした。一方、今回は最小湿度が58%と高く、外を歩いていると汗が蒸発せずに体がベトつくような嫌な暑さに感じました。

そしてこの先も、そんな暑さがしばらく続きそうです。

■本州が梅雨明け 雨の舞台が北海道へ

このように蒸し暑くなっているのは、熱帯の非常に湿った空気が流れ込んでいるためです。

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(26日9時の天気図 ウェザーマップ提供)

あす26日9時の予想天気図を見ると、朝鮮半島付近から北海道の北にかけて停滞前線が伸びています。これはもと梅雨前線で、台風5号の北上にをきっかけに北へと押し上げられました。このため、梅雨の時期に梅雨前線の南に流れ込むような非常に湿った空気が北海道まで届き、北海道らしくない蒸し暑さになり、前線が停滞することでこの暑さは長く続きそうです。

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(予想最高気温 ウェザーマップ提供)

札幌と旭川、函館、帯広の予想最高気温です。金曜日、土曜日も28度~29度と平年を上回る気温ですが、日曜日以降は各地で30度以上の真夏日がしばらく続きそうです。熱帯のような暖かく湿った空気の流れ込みも続くため、連日かなりの蒸し暑さが予想されます。

■熱中症や食中毒に注意

消防庁の統計によると、北海道では年間1000人を超える方が熱中症により救急搬送されています。そしてそのうちおよそ4割の発生場所が『住宅』です。全国的にも住宅での熱中症は多いのですが、北海道では冬の寒さに耐えるよう高気密の、熱がこもりやすい構造の住宅が多くなっていることに加え、エアコンの普及率もまだ低く、こうしたことから住宅内での熱中症にも十分な注意が必要です。

また、湿度が高いと食品が腐りやすく、食中毒にも注意が必要です。

北海道内に発令されている食中毒警報は、北海道庁のこちらのページで確認することができます。

北海道食中毒警報

今週火曜日(7月23日)に二十四節気の『大暑』を迎え、今は一年で最も暑い時期です。

しっかりと対策をして厳しい暑さを乗り切りましょう。