今年で70回を迎える『さっぽろ雪まつり』。

先日『つどーむ会場』で開幕したのに続いて、市内中心部で行われる『大通・すすきの会場』も来週月曜日から始まります。

(2017年・筆者撮影)
(2017年・筆者撮影)

まるでビルの建設現場のようなこの写真は、大通会場の大雪像の製作段階の様子です。『さっぽろ雪まつり』と聞くと、この大通会場の大雪像を思い浮かべる方も多いかもしれません。屋外でのイベント、なおかつ材料が雪ということで、開催期間の天気は重要です。大通・すすきの会場も始まる来週の天気のポイントを解説していきます。

荒天のち厳しい寒さに

きょう午後5時に発表された札幌の週間予報がこちらです。

(気象庁ホームページより)
(気象庁ホームページより)

雪の降る日が多く、火曜日の『風雪強い』の予報や週初めから中ごろにかけての大きな気温変化が目に入ります。

【注意点1】月曜日から火曜日にかけての天気・気温の変化

(ウェザーマップ提供)
(ウェザーマップ提供)

月曜日から火曜日にかけての変化を時間ごとに見ていきます。上の矢印は風の向きや強さ、オレンジの折れ線が気温の変化、棒グラフは3時間降水量、その下のマークが天気を示しています。(うすい折れ線は湿度で、ここでは触れません。)あす3日(日)の午後には南風が吹き込んで気温が高くなり、あさって4日(月)は午前中の気温が高いことがわかります。さらに、この時間帯には降水が予想され、マークは雪ですが、気温がプラスのため、湿った雪になりそうです。降雪量もやや多くなり、午前中は強い雪で雪像がよく見えなかったり、雪像に着雪したり、足元が悪くなったりする可能性があります。

一方、月曜日の午後には風向きが南から北西に変化して冷たい空気が流入し、気温がぐっと下がってきます。このため、月曜日の午後に雪まつりにお出かけの場合、氷点下の気温の中で会場をまわることになります。4℃という最高気温をあてにすると寒い思いをされてしまうかもしれませんので、しっかりとした防寒対策が必要です。

月曜日の午後の寒さは、火曜日の朝にかけても続きます。先ほどの時系列予報の表示は火曜日の正午までしかありませんが、午後も気温はほぼ横ばいで、寒さが続きそうです。

【注意点2】週後半の厳しい寒さ

もう一度、札幌の予想気温を見ると、

(既出の気象庁予報から気温だけ抜粋・気象庁ホームページより)
(既出の気象庁予報から気温だけ抜粋・気象庁ホームページより)

水曜日以降も最高気温が氷点下の真冬日が続きます。特に木曜日以降は最高気温でも-5℃以下の日が続くと予想されています。ちなみに最低気温、最高気温それぞれの数字の下にカッコで記されている数字は『予想幅』と言って、例えば金曜日の最高気温なら予想は-7℃ですが、高ければ-5℃、低ければ-10℃になる可能性があるということを示しています。

実際に、金曜日午前9時の上空1500m付近の寒気の予想を見ると、

(黄色い線が-24℃・ウェザーマップ提供)
(黄色い線が-24℃・ウェザーマップ提供)

-24℃以下という、平年(-13℃くらい)と比べると10℃以上も低い寒気が流れ込んできます。地上にもそのまま影響が出るわけではありませんが、平年の最高気温(-0.5℃)よりも10℃ほど低い-10.5℃になってもおかしくないわけです。

ちなみに、最高気温でも-5℃以下というのは、札幌の一冬にそう何度もあるような寒さではありません。地元の人ですらかなり寒いと感じるくらいの厳しい寒さになりますから、道外から来られる方は、最大級の防寒対策が必要となると思います。

また、4日(月)から5日(火)は日本海側を中心に猛吹雪という情報が、先ほど札幌管区気象台から発表されました。月曜日から火曜日に移動をされる方は、交通機関への影響にも十分ご注意ください。

天気の変化を見越した万全の対策で、北海道の冬の醍醐味を満喫していただければと思います。