
藤田孝典
NPOほっとプラス代表理事 聖学院大学人間福祉学部客員准教授
1982年生。社会福祉士。首都圏で生活困窮者支援を行うソーシャルワーカー。生活保護や生活困窮者支援の在り方に関する活動と提言を行う。NPO法人ほっとプラス代表理事。聖学院大学客員准教授。北海道医療大学看護福祉学部臨床教授。反貧困ネットワーク埼玉代表。ブラック企業対策プロジェクト共同代表。元・厚生労働省社会保障審議会特別部会委員(生活困窮者自立支援法)。著書に『貧困クライシス』(毎日新聞出版 2017)『貧困世代』(講談社 2016)『下流老人』(朝日新聞出版 2015)『ひとりも殺させない』(堀之内出版 2013)共著に『知りたい!ソーシャルワーカーの仕事』(岩波書店 2015)など多数。
記事一覧
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- 痴漢や強姦など性犯罪被害者を生まないために ー「性障害」への医療や福祉的ケアのすすめー
- 性犯罪被害や性暴力被害に苦しむ女性が未だに多くいます。ソーシャルワーカーとして、問題となる行動を治療やケアに結びつける必要性を感じています。「性障害」と医療やケアについて知ってほしいです。
- 2017/6/7(水) 16:21
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- お金が無くても保険証が無くても病院受診する方法!ー東京都在住の場合(2016年)ー
- お金が無くて医療費が払えないから、病院の診察に行くことを諦めている人はいないだろうか。貧困の広がりがあり、毎回大きな反響があるため、より具体的に各都道府県で個別の病院を紹介したい。最初は東京都だ。
- 2016/12/16(金) 7:00
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- 敬老の日ー高齢者を真に敬える社会を目指してー
- 世界一のスピードで高齢化が進行し続けている日本。すでにどの世界や地域も経験したことがない超高齢社会になっている。これから高齢期を迎える私たちや社会はどう備えたらいいのか。現状から考えてみたい。
- 2016/9/19(月) 6:00
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- お盆休みや夏休みをもっと取る方法ー有給休暇を最大限に活用してじっくり休みましょうー
- 今年のお盆休みも終わってしまった。「盆暮れ正月」と言われるように、日本ではまとまった夏季休暇である。皆さんは今年どれくらい休暇を取れただろうか。来年は有給休暇を活用して、もっと休んでみていただきたい。
- 2016/8/17(水) 1:07
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- 餓死にもつながる生活保護停止ー生活保護受給者のギャンブル行為を感情論で判断してはいけないー
- 生活保護受給者の不適切な生活態度やギャンブル行為などが問題視されている。私たちはこの問題をどのように見ればいいのか。生活保護法の主旨やケースワーク(個別援助)の関係から考えてみたい。
- 2016/3/31(木) 7:00
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- スキーバス事故から見える社会の課題ー若者と高齢者の貧困が交錯する場所ー
- スキーバス事故が14名の死者を出す大惨事になっている様子を報道が伝えている。これからも検証を注視していきたいが、裏側にある貧困問題とその対策についても検証を求めていきたい。
- 2016/1/18(月) 0:33
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- 高齢者施設化する刑務所ー平成27年度犯罪白書からー
- 平成27年度犯罪白書が昨年末に発表された。そこから浮かび上がる犯罪者の実像と高齢者の貧困について考えてみたい。
- 2016/1/5(火) 16:34
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- 誰もが“下流老人”として苦境に陥る可能性がある
- 2015年年末。今年も年末には生活困窮者支援をおこなう活動が活発だ。貧困が話題になる年末だからこそ、注目していただいた「下流老人」について、あらためて再考してみたい。
- 2015/12/30(水) 9:00
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- 流行語大賞候補ノミネート『下流老人』ー言葉の力を信じてー
- 日本には貧困や低年金に苦しむ高齢者が大量に発生している。この高齢者の貧困問題を「見える化」するために生み出した言葉が『下流老人』である。この言葉を駆使しながら貧困対策を進めていきたい。
- 2015/11/17(火) 0:54
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- もう「下流」なのに「中流」だと言い張る日本人!ー誤った「中流意識」が社会の発展を阻害する!?ー
- 日本では急速に貧困や格差が広がり、「下流」の生活を強いられている世帯は拡大している。しかし、未だに「中流意識」が抜けない。この「下流」であるにも関わらず「中流」だと思う誤解は何をもたらすのか。
- 2015/10/17(土) 7:00
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- 「敬老の日」はもう辞めたらどうかー高齢者を敬わない日本社会ー
- シルバーウィークが始まった。9月21日には「敬老の日」がある。現在の高齢者の生活から私たちの社会を少し考えてみたい。高齢者を本当に敬う社会に転換したいものだ。
- 2015/9/19(土) 7:00
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- 「下流老人」になる前に「自宅」を担保に生活資金を借りる方法!~不動産担保型生活資金のすすめ~
- 「下流老人」になる前に高齢者の自宅を担保に生活資金を貸し付けてくれる公的な社会福祉制度がある。それは『不動産担保型生活資金』である。お住まいの社会福祉協議会に窓口があるので、必要があれば利用したい。
- 2015/9/2(水) 7:00
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- 闘う下流老人たちー全日本年金者組合の地道で熱心な取り組みー
- 全日本年金者組合東京都本部を訪ねた。年金アドバイザーの芝宮忠美氏(72)に会うためだ。彼は自身が「下流老人」だといい、共に無年金や低年金に苦しむ高齢者への相談支援活動をおこなっている。
- 2015/8/15(土) 0:57
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- 「最低賃金」と「生活保護基準」の「逆転現象」は解消されていない!-用いられる「生活保護基準」のウソ-
- 日本の極めて低い「最低賃金」。全国平均で780円。その「最低賃金」と「生活保護基準」の「逆転現象」が解消したとする報道がある。そんなわけはない。マスコミ報道機関は、ぜひ正しく現象を伝えて欲しい。
- 2015/7/17(金) 1:49
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- 猛暑のなか熱中症で命を落とす下流老人ーエアコン普及率と高齢者の貧困ー
- 全国で真夏日が続いている。最近は夏の屋外は日差しが強く、室内も蒸し暑い。今年も熱中症のリスクは、健康を崩しやすい高齢者、いわゆる下流老人を直撃している。
- 2015/7/14(火) 6:00
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- 新幹線火災事件と高齢者の貧困問題ー再発防止策は「貧困対策」ではないか!?ー
- 6月30日新幹線内で火災事件が発生した。71歳の高齢者が火を放ったそうである。家賃の支払いにも困っていた様子が報道されている。高齢者の貧困が止まらない。下流老人の存在が顕著になってきている。
- 2015/7/2(木) 1:08
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- なぜ日本の高齢者はこんなに貧困なのかー『下流老人』を発表して思うことー
- 日本の65歳以上の相対的貧困率は、22%であり、高齢者世帯では5世帯のうち、約1世帯が貧困ということになる。日本の高齢者はなぜこんなに貧困になってしまったのか。いくつか検討してみたい。
- 2015/6/29(月) 7:00
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- いまも続く執拗な生活保護受給者いじめー今度は住んでいる場所も追い出される!?ー
- 2015年7月から生活保護住宅扶助基準が引き下げられることになっている。生活保護受給者が借りているアパートの家賃を政府は一方的に引き下げるように決定をおこなった。これから生活保護受給者はどうなるのか。
- 2015/6/19(金) 7:00
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- 川崎市簡易宿泊所火災事件の背景にある住宅・福祉問題ー高齢者の住まいの貧困と向き合えー
- 2015年5月17日に川崎市の簡易宿泊所で大規模な火災が発生し、7人の宿泊者が死亡する事件が起きた。なぜこのような危険で劣悪な宿泊所に住まわざるを得ない人々がいるのか。背景に迫ってみたい。
- 2015/5/20(水) 14:53
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- 増え続ける「下流老人」とは!?ー年収400万円サラリーマンも老後は下流化する!?ー
- 下流老人が日本で大量に生まれている。高齢者の貧困と格差である。健康で文化的な普通の暮らしが送れない高齢者の実態の一部に迫りたい。
- 2015/5/11(月) 6:00
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- 日本のホームレス数は6,541人と厚生労働省が発表!ーホームレスの定義と調査手法の課題ー
- 2015年4月28日に厚生労働省が2015年1月におこなったホームレスの実態に関する調査結果を発表した。それによれば日本全国のホームレス数は6,541人という。それは本当だろうか。実態に迫ってみたい。
- 2015/4/30(木) 6:00
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- 非正規雇用の若者はもう国民年金保険料(15,590円)を支払うな!ー老後は生活保護を受けよう!ー
- 平成27年度の月額の国民年金保険料は、15,590円である。厚生年金に加入していない人々は月額これだけの保険料を支払い続ける。非正規雇用の拡大が止まらないなか、この負担は大きい。
- 2015/4/13(月) 13:08
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- つんく♂「声が出ない」を克服するリハビリ技術と福祉機器ーもはや声が出ないことは障害ではない!?ー
- つんく♂さんが声帯摘出し、発語ができないというニュースがある。ガンや病気などにより、身体の一部に障害が生じることは誰にでも起こり得ることである。その際に生活を支えるリハビリや福祉機器がある。
- 2015/4/6(月) 6:00
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- 4月に読んでほしいメンタルヘルスの話ー環境の変化はこころの危機!?通学や通勤を苦痛にしないためにー
- 4月は毎年多くの人々にとって環境が大きく変化する時期である。慣れない職場や学校などに適応しようと一生懸命になる時期でもある。そこで毎年出てくる問題はメンタルヘルス。自分のこころと向き合ってみよう。
- 2015/4/2(木) 11:06
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- 生活保護の不正受給件数は相当少ない!福祉課公務員のウソと怠慢!ー不正受給決定処分取り消し事件からー
- 生活保護不正受給件数が行政によって、増やして計上されている事実がある。弁護士らと申し立てた不正受給の処分決定が取り消される事案が相次いでいる。取り消しを求められる生活保護受給者はわずかである。
- 2015/3/30(月) 13:39