10万円給付が大嫌いな麻生財務相 自民党の中堅・若手から再支給の提言出ていますよ 早く一律給付して

現金一律給付も生活困窮者限定での現金給付もしないと明言している麻生財務相(写真:つのだよしお/アフロ)

自民党の中堅・若手73名が特別定額給付金の再支給を求める提言

2月9日に自民党国会議員73名が麻生財務相に反旗を翻した。

現金一律給付もコロナ禍で減収した生活困窮世帯への限定給付もしないと明言する財務相に特別定額給付金の再支給を求める緊急提言だ。

いよいよ世論に押される形で、自民党内でも公然と特別定額給付金の再支給を求める声が「見える化」されてきた。

麻生財務相は世論、SNSでの市民の声を頑なに聞かず、後世の借金を増やすのか、国の借金で出す訳にはいかない、と拒絶し続けてきた。

ご存じのように、生活困窮者は増大し、菅首相が「最終的には生活保護がある」と言っても、支給要件に該当しなかったり、受けることに抵抗がある人も多い。

生活保護制度など受けやすいように改変せず、むしろ受けることに抵抗感を持つように、自民党の政治家たちは関与してきた。

安倍首相「生活保護バッシングをしたのは自民党ではないと思います」 いえいえ完全に自民党です

拝啓 三原じゅん子厚生労働副大臣様 「もう二度と生活保護バッシングに加担しないでください」

要するに、これまでの経緯もあり、各種福祉制度はあっても、様々な理由で受けられない人は大勢いる。

困っていても助けを求めることは「恥」だと思わされてきたのだから。

だからこそ、筆者は緊急事態宣言延長があるのなら、昨年同様、特別定額給付金の再支給があって然るべきだと申し上げてきた。

現状の脆弱な福祉制度のみでは、人々の需要やニーズを満たせないからだ。

ましてや、飲食店などへの一部支援のみで、一般市民には何ら補償もなく、自粛要請をするなどあり得ないことだ。

これに対し、衆議院総選挙を控えている中堅、若手の国会議員の間からも不満や懸念の声が上がり続けるのは当然である。

自民党の赤池誠章参院議員らのいう「政治が国民と共にあること」こそ、今求められていることであり、それは民意に適切に応じていくということである。

つまり、これ以上、民意を無視し続けていいのだろうか、ということだ。

10万円の特別定額給付金再支給 ついに自民党国会議員73名が緊急提言

異例のことであるが、自民党国会議員の73名が連名する緊急提言は重たいものである。

麻生財務相のもとに議論が進んで、提言が寄せられたときには、きちんと予算措置を含めて対処してほしいものである。

もう次に特別定額給付金や低所得者への限定給付への質問が出された際に「考えられないでしょうね」というとんでもない回答は許されるものではない。