「バイトテロ」問題であなたの意見を募集中ー2月14日NHKクローズアップ現代+でも放映ー

アルバイトをする従業員(ペイレスイメージズ/アフロ)

NHKクローズアップ現代+でも「バイトテロ」問題

明日2月14日(木)22:00~NHKでクローズアップ現代+「“バイトテロ”の深層 ~なぜ無くならない?不適切動画~(仮)」の放送が決まった。

過去には無添くら寿司の非正社員比率は88%ーバイト、パートに過度に依存する企業体質からの脱却をーなどの記事を配信しながら問題提起をしてきただけに、NHKなどの既存メディアでも取り上げてもらえることはありがたい。

アルバイトやパート従業員に対して、店舗における重要な業務を担わせている実態や管理監督者である正社員がいない時間帯が多いことなど、飲食業界が恒常的に抱える構造問題が浮かび上がっている。

悪ふざけをしたアルバイトがその動画をネットに上げてしまい、アルバイトへの厳罰化を求める声や企業の管理体制を問う議論が起こっている。

僕はアルバイト従業員への厳罰化、刑事事件を含めて厳しく法的措置をとっていくことに反対だ。

すでに彼らは十分に社会的制裁を受けており、これ以上の厳罰化は不憫でならない。これまでの店舗業務でも賃金や処遇に合わないくらいサービス提供に貢献してきたことだろう。

むしろ、企業側の非正規雇用に依存しなければ維持できない構造問題、ビジネスモデルに目を向けて、アルバイトの処遇改善や正社員比率を高めるなどの措置が必要だと思っている。

僕たち消費者にも「安いものは理由がある」という認識の下で、働いている労働者がどのような環境でサービスや商品提供しているのか、関心を持つ機会だと思う。

「バイトテロ」問題について思うことを意見表明してほしい

皆さんの意見も聴かせてほしい。

ネットの反響を受けてNHKニュースでも特設ページを設置して幅広く議論を展開するそうだ。

ファミレスや回転寿司、コンビニ。大手チェーンのアルバイトが悪ふざけをした動画が拡散され、炎上する事態が頻発した。くら寿司はアルバイトを訴え、高額の賠償を求める構えだ。一方、企業側の体制を問う声も上がっている。外食やコンビニの従業員のうち非正規が占める割合は多くの場合8割を突破。品質や衛生を管理する現場に正社員不在のケースも少なくなく、低賃金で働いているアルバイトに過度な責任を求めるべきではないという意見だ。「若者の愚行」で済まされなくなっている問題をどうすれば無くせるのか、番組ではアルバイトと経営者、双方の立場の立体的な議論から考える。

アルバイトなどによる「不適切動画」に関するご意見、体験談などをお寄せください。

特に飲食店の経営者や店長などから見たご意見、アルバイトから見たご意見、体験談などを募集します。

(例)▼アルバイトなどによる「不適切動画」に関するご意見▼飲食店経営者や店長の立場から見た疑問や意見▼アルバイト(経験者含む)の類似の体験談(目撃談)▼タレコミ情報も歓迎します。お寄せいただいた内容は、番組やWebサイトで紹介させていただくことがあります。放送やサイト掲載以外の目的で使用したり、外部に提供したりすることはありません。いただいたご質問にはお答えできないことがあります。あらかじめご了承ください。

出典:クローズアップ現代+ 「“バイトテロ”の深層 ~なぜ無くならない?不適切動画~(仮)」 2月14日(木)22:00~放送予定 NHKニュース

僕はこの議論がアルバイト個人に対して責任を負わせて終えてしまうことを「もったいない」と思っている。

これからも同様の「バイトテロ」問題は確実に増えていくし、厳罰化しても抑止力は機能しないと思うから。

むしろ、厳罰化によって飲食店で起こっている問題が隠され、バレないようにいたずらをすればいいのだと思わせてもならない

このところ、「飲食店ではバレていないだけであんないたずらは日常的」「某店舗では社内マニュアルなど守らず衛生上問題がある」「怖い社員がいない時間帯にはバイト同士で遊ぶことも一般的」など、アルバイトや元アルバイト経験者からの声も寄せられている。

彼らのいたずら動画は社会に多くの問題を投げかけている。

僕たちが日常的に利用している飲食店でどのような作業が行われているのか、彼らの待遇はどうだったのか、いくつも考える点はあると思う。

投げかけられているのは企業や飲食産業でもあるが、より深い部分では「安くていいもの」を求め続ける僕たちに対して、である。

企業の行動、商品サービスの質や価値、従業員の働き方を無意識にでも決めているのは消費者である。

消費者の言動次第で社会はどのようにも変化が可能だ。ぜひ今回の一件から皆さんが思うことをNHKへ気軽に寄せてほしい。