
藤井誠二
ノンフィクションライター
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- 藤井誠二の仕事
1965年愛知県生まれ。高校時代より社会運動にかかわりながら、取材者の道へ。著書に、『殺された側の論理 犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」』(講談社プラスアルファ文庫)、『光市母子殺害事件』(本村洋氏、宮崎哲弥氏と共著・文庫ぎんが堂)「壁を越えていく力 」(講談社)、『少年A被害者遺族の慟哭』(小学館新書)、『体罰はなぜなくならないのか』(幻冬舎新書)、『死刑のある国ニッポン』(森達也氏との対話・河出文庫)など著書・対談等50冊以上。愛知淑徳大学非常勤講師として「ノンフィクション論」等を語る。ラジオのパーソナリティやテレビのコメンテーターもつとめてきた。
記事一覧
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2013年4月
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- 【連載】暴力の学校 倒錯の街 第13回 警察の事情聴取
- 保健室へK養護教諭を呼びに行ったものの、留守のために二年一組へと引き返したT教諭は、一号館の四階に向かう階段の踊り場に差しかかったとき、「ここから動かしましょう」というK養護教諭の声を聞いている。
- 2013/4/29(月) 10:01
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- 【連載】暴力の学校 倒錯の街 第12回 養護教諭の対応
- 二年一組で再々試験が始まったころ、教室を一つ隔てた三年八組の担任であるT教諭は、教室でホームルームをおこなっていた。三年八組は一号館校舎四階の一番奥にある。その左隣が二年八組、その隣が二年一組である。
- 2013/4/26(金) 16:33
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- 【連載】暴力の学校 倒錯の街 第11回 「暴行」の細部
- 宮本に暴力を受けながら、追い詰められるような恰好で下駄箱に乗り上げるようになった知美は、必死で身体を起こす。
- 2013/4/19(金) 19:37
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- 【連載】暴力の学校 倒錯の街 第10回 空白の記憶
- こう宮本は言うのだが、事実は異なっている。 宮本は、知美を右手で一発ひっぱたいた後、今度は、山岸景子の席のすぐ脇にある出入口から廊下に出ようとした知美を後ろから押し、転倒させているのだ。
- 2013/4/14(日) 16:40
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- 【連載】暴力の学校 倒錯の街 第9回 証言の温度差
- いつもどおりの授業が終わり、六時間目か終わるチャイムと共に、生徒たちは三々五々帰路につき、あるいは部活動に参加する者はそれぞれに準備をしていた。
- 2013/4/9(火) 15:03
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- 【連載】暴力の学校 倒錯の街 第8回 悲劇の序章
- 宮本煌は一九四五年に生まれ、六八年に福岡大学商学部を卒業、同年四月に近大附属に非常勤講師として就職、教科は商業を担当した。七二年九月に教諭に昇格し、八九年ごろから進路指導部長に就いている。
- 2013/4/4(木) 14:20
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