5/2のF8で発表されたOculus Go。早速購入して試してみました。

Oculus Go

Oculus Goはスタンドアロン型のVRヘッドセット。PCやスマートフォンに繋ぐことなく、単体でVRコンテンツを楽しむことができます。

これまで個人的にVRが苦手だったのは、画質が低かったり、応用コンテンツがゲームなどが多く、FPS(人間視点)のゲームの視点移動が肉体的に苦手だったのですが、今はNetflixを楽しめたり、専門のVRコンテンツ(DMMのAVなど)も増えており、楽しみ方が広がっています。

いわゆるVR専用のコンテンツというよりは、VRスタイルのコンテンツビューワーとしての利用法として「Netflixによる映画館VR」を触ってみて感じたことを書いてみます。

目の疲れ問題については、意外と長時間楽しめる

せいぜい持って10分20分かなと思っていたのですが、過去に試したいくつかのヘッドセットと比べても品質も高く、2時間の映画をフルで見ることができました。テレビなどと比べて、すごく映像が綺麗というわけではありませんが、十分楽しめます。

なお、ゲームや視点移動系のコンテンツは2秒で終りました。コンテンツにもよりますが、自分の操作範囲を超えてカジュアルにスクロールされると2秒で気持ち悪くなります。

同じく映像が動いているデバイスにも関わらず、主体的に動かしているものに対する違和感、いわゆる「3D酔い」は人間の感覚の問題に過ぎないということがよくわかります。

Netflixのスクリーンの位置を調整すると、ベッドに横たわったまま映画が見れる

書いたままですが、人をダメにする道具という視点もありますし、仕事のストレス解消にもってこいの現実逃避デバイスと言えるかもしれません。

コンテンツの摂取効率の高さ

VR視点でのコンテンツ視聴は、その高い没入感からコンテンツの摂取効率が高く、作品の良さをあますことなく楽しめます。

最初は、迫力のあるSFモノの映画が良いのでは?と思いましたが、案外、人間ドラマのようなコンテンツをじっくり見るにも向いてます。今は、Netflix限定の「深夜食堂」を見てます。これが楽しめることが映画館VRとしての特長かなと思いました。

この応用例としては、電子書籍をVRヘッドセットで読むことで、より集中して本を読むことができると嬉しいのですが...Kindle VRとか出てくるのかな。

メガネをつけずに楽しめる

これは人によると思うのですが、僕はメガネをつけなくても楽しめたのが意外でした。焦点距離に対する何かだと思うので、たまたま僕がそうだったというだけですが、あとメガネをつけていても違和感なくヘッドセットが付けられたのは設計としてよくできています。将来はGoogle glassの発展系みたいなものが、VRメガネのような機能を持ったり、人間の目の代わりに情報伝達してくれるようになるんでしょうね。弱視や老眼問題も解決してくれたらいいなぁ。

なお今後の期待として、Oculusとしては日本製のコンテンツがより充実してほしいなと思うのと(個人的にはOutRunが欲しい)、全体としては、それがソニーなのかAppleなのかはわかりませんが、類似のスタンドアロンのVRヘッドセットの登場を期待します。

日本メーカーは、一度デザインが決まった分野で改良モードに入ると強いですから、より映像が高品質、かつサラウンドに考慮した製品の登場も期待できます。2K / 4K対応? + 高品質サラウンドによる圧倒的な没入感を実現してくれることを期待したくなりました。

いずれにせよ今回はVRヘッドセットのデザインパターンは、ひとまずOculus Goを現状の完成形としてどんどん増えていきそうですね。

あと、ソフトウエアの側も、昔のセカンドライフのように、この中でコミュニケーションしていく世界もありなんだろうなと思う限りです。その辺は、Oculusに投資するFacebookの展開に期待なのかもしれないですし、もっとバーチャルな世界もありなのかなと思います。

いずれにせよVRヘッドセットで何を楽しむのか?何を解決するのか?というのが伴っていることが大切なので、そこをしっかり考え抜いた新しい提案がどんどん出てくると広がっていくんだろうなぁという期待感を持つことができたのが、買ってよかったなぁと思ったポイントでした。