最新SNS マストドンサーバを立ち上げた学生が、わずか10日間で東証一部上場企業に就職

先週から突如盛り上がったマストドンというSNSがあります。

マストドンというSNSは、プログラムで提供されており、誰でも立ち上げることができるSNSです。すでに企業もいくつか参加していて、代表的なのがpixiv 社のPawoo、ドワンゴ社のfriends.nicoが企業の知名度から一気にユーザーを増やしています。その他にニッポン放送が立ち上げたTunerというサービスもあって、この1週間、ネットの新しもの好きの人達は落ち着かない毎日を過ごしていました。

ネットマニアにとっての今日最大のニュースは、このマストドンについて日本で一番最初にブレイクしたmstdn.jpを運営していた、nullkalさんという大学院生の方が、このサーバ立ち上げをきっかけとして、東証一部上場企業であるドワンゴに就職が決まるというニュースがさきほど駆け巡ってマストドンを楽しむユーザーの間で騒然としています。

沢山のユーザーがアクセスしているマストドンのサーバを個人や個人のグループだけで管理し続けるのは相応に負荷が高い作業です。Pixiv社やドワンゴ社のように仕事で管理されているサーバの一つとして、まとめてしまったほうが効率的です。そういう意味で、nullkal氏がせっかく得た沢山のユーザコミュニティというチャンスをどうするのかなぁ?と思っていたら、同じくマストドンを立ち上げているドワンゴ社に入社することが決まって、彼の動向を見守っていたファンの人達も一安心という状況でしょう。

サービスもfriends.nicoとは共存していくことが決まっているそうなので、一安心ですね。

nullkal氏のコメント

沢山の応援のコメントがついていますね!

今回のmstdn.jpについては、当初から、さくらインターネットがサーバインフラの支援を始めていて、大人が若者を手助けする構図がマストドンが話題になる一つのエンジンになっていたのも否めません。

面白そうなサーバを建てて、一週間頑張ったら、それを継続するために一部上場企業に入社が決まる、という非常に興味深い出来事ができたのが面白いですね。

ITにはまだまだ夢がある。

ちなみにマストドンを立ち上げて運営することがどれだけ難しいか?ですが、僕も自分で、mstdn.fmってのを立ててみたんですが作るの結構難しくて、というか清く正しいイマドキのWebサービスの構築の知識が求められます。つまりプロが構築しているサーバの仕事をnullkal氏も普通にこなしていたということです。

ここに何万人ものユーザーがぶら下がっていると結構大変なんで、ストレスも半端なかったんじゃないかと思うんですけど、いい感じに次のフェーズにバトンタッチできてよかったですね。

もし個人で継続してたら、その実績を元にどのIT系企業にでも就職できる方ではありましたが、直近のmstdn.jpの継続も含めて一番良い落とし所だったと思いました。

なお、マストドンのムーブメントについては、こちらの記事にも書いておりますのでよろしかったらお読みくださいませ。

日本のネットを騒がせる「マストドン」、その課題と可能性をえふしん氏に聞いた | TechCrunch Japan

ちなみにネット好きな人達がインターネットに感じている楽しさは、お互い会ったことがない人達がWebを通じて「人の息吹が伝わる」ことです。Webサービスはブラウザやアプリを通じて情報を得たり発信したりするものですが、その裏側にいる人達の存在があって初めて、サービスというのは維持されていきます。

特にマストドンは毎日のように今後も発展し、変化していくでしょう。その裏側には、このサービスを安全に守っていく覚悟を持ったプレーヤーたちがいることを忘れないでください。それを継続的にやると覚悟してるからこそ、突如大学院生が就職するという選択肢が成立するということです。

ネットを通じて沢山の人達の興奮する息吹を感じられた1週間で、すごくワクワクして毎日を過ごしました。

さて、また来週はどんなニュースが出てくるかな。

このワクワク感が、10年前のTwitter黎明期の頃にあったムーブメント再びって感じなんですよねー。今年はマストドン忘年会期待してますよ! >誰か知らない人達