エセ科学ビジネスがエセとして認定されるまでのプロセス

この2ちゃんまとめ記事を読んでいて,「そうは言っても,自分で判断できることには限界があるぞ」と思い,考えてみました.

日本人が今ま企業のエセ科学ビジネスに騙されてきた物一覧wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

1:風吹けば名無し@\(^o^)/2017/04/08(土) 11:26:52.80ID:lKo8H8hs0.net

マイナスイオン

コラーゲン

ウコン

ブルーベリー

水素水

デトックス

ゲルマニウム

これら全てに日本の大企業が関わってる事実

化粧品やなんとかクリーム系の「肌に浸透する」ぐらいは直感的に大げさすぎることは理解できるのだが(表面の角質のケアまでと言われている),体内に入ったものとか,そいつが他の物質と同じなんてのは,そういう商品を否定する言説が出てくるまでなかなかわからないことも多いと思う.

参考資料:健康食品等の薬事法違反広告事例 化粧品に関する事例

それが最初からわかる人は「頭の良い人」と言われるわけなので,つまり「そんな人は,ほとんどいない」と言ってるのと同じ.

それ故に,関係省庁などが科学的根拠がないと否定するまでは,「疑わしきは罰せない」ということで,疑わしい広告商品は闊歩するわけです.

おそらくですが,皆さん忙しいであろう関係省庁も何もきっかけがなく否定することはしていないので,結局のところ「騙された人の総量」が無視できないところまで増加するまでは,一々,人の言論にケチをつけることは滅多にしないわけです.

つまるところ,そうやって騙される人が無視できないところまでの増えると言う事実こそが,エセ商売がエセと認定されるのに必要な構成要素であり,その時間差で人の財布からお金を巻き上げることが商売の本質ということなのでしょう.だから騙された人をバカにするのはよくないと思います.いつ自分も騙されるかわからないですし,僕が好きなジャンルで言えば,家電などでは何かの効用を期待して裏切られることも少なくありません.

ふぐの調理師免許も,ふぐの毒で死んだ多数の屍の上に成り立っているハズです.

とある記事で,以下のような言説が出回っていたのを覚えています.

>14 どっかの広告代理店が国民の殆どはバカだって言ってたやろ そのとおりだと思いますわ

頭のいい人がやらなくてはいけないのは,それを逆手に取って民衆を騙すのではなく,正しいことを言うという倫理観と,それでもって市場で勝てる知恵こそが重要なのだと思います.しかしながら,そのような視点もうまくやる力がなければ,いろんな経済原則の状況下では未熟者扱いされるのがオチであることも往々としてあるわけで,勝てば官軍という視点は否めないわけです.

あとは沢山の人から信頼されて長期的に生き残りたいと思うか,短期的に儲けてもドロンしてもいいかと思うかあたりが,価値観に影響するところなのでしょう.それこそ企業が株式市場に上場するという行為も,長期的に商売にコミットするという姿勢を示すということで株式を自由に売買できるようにする仕組みでしたね.

このような姿勢の表現は,インターネット時代においては大企業じゃなくても見せていけるような仕組みが必要になってきていますね.そういう価値観がないから,インターネットの情報は今ひとつ信用に足らないか,視野が限られているように見えるものが多いのかもしれないです.

先日,数万円もするとある海外製の美容クリームとニベアの成分が同じだなんて話がネットで出回っていました.

ニベア vs ドゥ・ラ・メール に関する記事を検索すると,なかなかカオスですねぇ.

そうは言ってもニベアはニベアですから美容化粧品ではないですよね.似たような組成だからと言って,目的外利用をして望む結果が得られないのも当然のこと.

そもそも化粧品は多大な研究開発費と微々たる素材原価に加えて,人に買っていただくためのブランドを構築し,維持しつづける広告宣伝費が非常に大きいものでしょうから,ニベアと似てるからと言って値段が高いと言うのはいささかどんなものかなとは思います.化粧水もほとんど水ですから,どう考えても水に似てるわけですが,そこを突っ込んだら負けって感じはしてます.

ネットには原価厨の言説や,化学が強い人が他人をバカにする情報など,一見頭が良さそうに見えても,それ自体が感情論や屁理屈に近かったりして,人の意見をどう取り入れたらいいのかについてはいつも悩まされます.

それにしても,冬の乾燥肌に苦しむ自分はニベアを愛用しております.ニベアの工場で白いクリームを缶に詰めているところに見学に行きたい.多分,圧巻の白さだと思うんですよね.