iPhone6とiPhone 6 plusと iPhone 5Sの選択について

iPhone6 plusを買ってしばらく経った経験から、iPhone6と6plusと5S、さらに言えばiPad mini , iPad、どれを選んだらいいか悩んでいる人に向けて、少し選択肢を提示してみたいと思います。

最大の選択肢 1.片手で使いたいか?

片手で使いたいなら、片手で使える機種を迷わず選ぶことをオススメします。ここは絶対に妥協してはいけないラインです。ここを新しいのが欲しいだとか、みんなが買ってるからなどという、買った瞬間にどうでもよくなる理由で妥協すると絶対に後悔します。

逆に女性に多いのですが、iPhone 5Sの段階で、すでに大きすぎて片手持ちでは使えないなら、6も6plusも同じだと思います。

巨大化したAndroidに難なく女性が飛びついているのを見て、何故だろうと思ったら、最初からiPhoneを片手で使えない人ってのがいらっしゃったわけですね。両手で持って入力するなら画面が大きいほうが快適です。

日本人男性の場合は、iPhone5SかiPhone6のあたりで片手持ちの限界が来るようなので、お悩みの時期は丁度、今でしょ、という状態になっています。

あとは見た目とか、好きな画面サイズで選べば良いと思います。

細かい話で言うと、果たしてiPhone6 plusにネイティブで対応してくれるアプリが出るんだろうか?と思ったりもしますが、オートレイアウトという画面サイズに依存しないアプリを作れというのがアップルからの指令ですから、そんなに心配はしてないです。最近、Facebook messengerが6/ 6plusの解像度に対応しましたが、なかなか快適です。はやくFacebook本体アプリもネイティブでiPhone6/6plusに対応してほしいなと思っています。なおTwitterは対応しているようです。

ちなみに僕は手が小さい人なので、iPhone5Sの片手入力は結構辛いため、iPhone6もiPhone6 plusも存在としては同じだと思っています。その上で、片手持ちできないiPhone6 plusを持った結論としては、スマートフォンの稼働率がすごく下がりました。歩きながら使えないですからね。だからバッテリーも持ちます。本末転倒なことが起きています。

なお、そういう人の救済策として、インスタントホットスポットという機能があって、iOS8をインストールしたスマートフォンやiPod touchから、iPhone6 plusなどのテザリングをオンにできるので、手持ち端末からネットに繋ぐのが簡単になりました。

つまり、これまでのiPhone5Sを、iPhone6 plusの子機として使うことがやりやすくなっています。

一応、そういう手もあるので、iPhone6 plusを購入する人は、iPhone5Sは売らないほうが良いです。私も犬の散歩などで片手がどうしても埋まってしまう時のために、iPhone5S + インスタントホットスポット機能を活用しようと思っています。

ただし、iPhone5Sの電源ONで自動的にネット接続してくれるほどインテリジェントではないので、相応に煩雑です。また少し接続が不安定だという声もあるので、これに期待してiPhone6 plusを買うのはオススメしません。一個で済んでいたものが二個になるのはモバイルでは本当によくないことです。

うっかり6 plusを購入したら片手で使えないじゃないか!という人への解決策というニュアンスが強いです。よくできていますね。

2.電子書籍を読みたいか?

片手持ちの条件をクリアしたら、あとは選択は簡単です。画面が大きいほうが良いか、小さいほうが良いかという選択肢になりました。

iPhone6 plusは6インチぐらいなので、kindle paperwhiteより少し小さいぐらいのサイズです。電車の中で、いつも使ってるiPhoneで電子書籍を読むなら、これがベストです。本当言うと、iPhone6 plusでは電子書籍には少し小さいのですが、まぁギリギリアウトぐらいのラインにいると思っています。

マンガなら余裕で読むことができます。

それ以下の機種は、個人的には電子書籍を読むことを期待しません。画面に表示はできます、というラインか。表示されたとしても、EPUBやKDPなどのフローティングレイアウトだとページ数が増えすぎて萎えるんですよね。

2000回以上フリックしないと普通の本が読み終えられないとか、やる気が起きないです。やっぱり電子書籍はiPadの得意技だと思います。

なお、日経誌面をビューワーで見たい場合は、iPad miniなら、まったく拡大することなく誌面を読むことがギリギリ可能ですが、iPhone6 plusでは不可能です。拡大縮小が伴うと途端にユーザ体験が損なわれるので、この用途にはiPad Airが一番ですね。iPad miniでも老眼の人にはオススメできません。

3.エンタメ用途

iPhone6 plus横持ちはなかなか快適だそうです。10万円のスマホをゲーム機にする人の気持ちは個人的にはよくわかりませんが、もしそのプライオリティが高い場合は、6plusにしてみてはいかがでしょうか?(と思ったけど、そういえば自分、X68000ユーザーでしたわ)

またパソコン持ってなくてHuluを見たい人なども6 plusが快適なのかもしれません。iPad miniの方がいいかなとは思いますけど、持ち歩き性と画面のサイズの、どこのバランスを取ってハイブリッドにするか?というのは人それぞれでしょうからね。家ではApple TVを是非お使いください、というのがホンネです。

僕はこう使う

どのデバイスを、日常使いの打線の軸にするか?が大切で、今回iPhone6 plusを買ってしまった僕のポジショントークとしては、iPhone6 plusによる情報閲覧性を重視しようと思います。片手持ちを重視するならiPhone5Sをお供にし、出張などで電子書籍を読みたい場合は、kindle paperwhiteを持ち歩き、Suicaのために常時ガラケーを持つ、というTPOに応じた使い分けをするのがよいかなと思っています。

iPhone5Sの時には、電子書籍+テザリング用途でiPad miniを持ち歩くようにして、kindleを使うのをやめていたのですが、iPhone6 plusがテザリングも兼ねられるようになり、がっつりバッテリを使うのでなければ、iPad miniを持ち歩く必要は薄くなりました。

モバイル端末のバッテリーの持ちと、本体の軽さは命です。そして、クラウドは素晴らしいですね。メインで使う端末を一つだけ、毎日充電するのはあんまり抵抗がなくなったのですが、周縁の端末を、メイン端末に加えて毎日充電するのは絶対に避けたいと思っています。持っていくの忘れたり、充電し忘れて鉄の塊になったりしていいことがないです。

ということで、今からしまってあるkindle paperwhiteを充電しようと思います。

個人的に思うこと

iPhone6が出てきたことで、iPhoneって別に「モバイルデバイス」ではなくて、そこそこ持ち歩けて、ネット接続が最初からついてて、ゲームも快適にできるパソコンがみんな欲しかったんだろうか?という漠然とした不安がぬぐえないのは正直な気持ちなのですが、自分もかつて、モバツイで大切にしていた、携帯+歩きながらツイートというユーザ体験がiPhone6 plusでは実用的ではなくなり、モバイル環境として見ると、思いっきり退化しているなと思う限りです。

アップルWatchがこの代替になるとは思えません。思えば、今、Appleがやっていることはフリック入力に依存させすぎたユーザから一度モバイル体験をリセットしている状況ではないか?とも思えます。Apple Watchでは、もっと非言語的なコミュニケーションしかできないハズなので、今は退化フェーズを体験させているのだと思います。(パラダイムシフトに退化がつきものなのはわかってるのですが、どこか意図的に演出されている感は否めません)

モバイル性としてはiPhone4Sぐらいが丁度良かったのに、どんどん巨大化しているのを見ると、ガラケーからスマートフォンという流れは、いい感じに僕達が侵略されるプロセスだったのかなと思っていたりします。まぁそれはそれで楽しいから良いし、別に歩きながらツイートすることがなくなっても人生にはあまり影響を与えないし、むしろ、仕事のことを妄想したりして、いいコトづくめで良いのですが、理性的に考えるより、もっと単純に、4インチ以下で幅50mmサイズのスマートフォンを出してくるモバイルメーカーの登場も期待したいんですけどね。しかし、売れるかどうかはかなり怪しいです。