「経済成長」を問い直す政府、突き進む政府

(写真:アフロ)

英国で、「成長の限界」に関する超党派の議員連盟が発足したという報道がありました。「成長の限界か、繁栄の機会か?」という初回イベントが2016年4月19日に初めて開催されたそうです。

「成長の限界に関する議員連盟」の目的は、環境的、社会的移行期の経済成長について、党派を超えた対話を行なうための新たなプラットフォームを提供すること。

具体的には、環境面や社会面での限界に関わるの経済リスクについて、党を超えた対話の場を作り、そのリスクを見極め、適切な対応への支援体制を作ること。また、「繁栄とは何か」を再定義し、「何を持って成長を測定するのか」という国際的な議論に貢献することをめざすとのこと。

かたや日本では、相変わらず、どの政党も「いかに経済成長をしつづけるか」をアピールしています。人口減少社会に突入しても、マイナス金利になっても、前と同じ経済成長が続けられる、続けるべきだと思っているのでしょうか。そもそもマイナス金利とは、リターンを生む投資先がなくなっているということではないでしょうか。

そろそろ日本でも、経済成長の方法論ではなく、経済成長の目的について議論すべきだと思いませんか?

成長の限界に関する議員連盟について詳しくはこちら(英語)

http://limits2growth.org.uk/

報告書『限界再考(Limits Revisited)』(英語)

http://limits2growth.org.uk/wp-content/uploads/2016/04/Jackson-and-Webster-2016-Limits-Revisited.pdf