シリアのアサド大統領はロシアのプーチン大統領と電話会談で「西側諸国のヒステリー」を非難
ロシア軍がウクライナの首都キエフに迫るなか、シリアのアサド・アサド大統領は2月25日、ロシアのヴラジーミル・プーチン大統領と電話会談を行い、ウクライナ情勢とドンバス地方の民間人の保護を目的としたロシア軍の特殊作戦について意見を交わした。
シリア大統領府の声明によると、アサド大統領は、会談でプーチン大統領に次のように述べた。
これに対して、プーチン大統領は、ドンバス地方での特殊軍事作戦が安定回復と、この8年間にわたって現地住民が苛まれてきた苦しみを止めることを目的とていると明言、ロシアが過去数年にわたって対話と外交に依拠し、武力行使の決定は、西側の主人の支援を受けるウクライナ当局が、ロシア、ウクライナ両国の議会で承認された一連の合意を遵守せず、ドネツク、ルガンスク両共和国が軍事支援を要請したことを受けてなされたと述べた。
また、ロシア軍は雄々しく勇敢に戦い、眼前の目標すべてを実現するだろうと強調した。