国内自動車メーカー設計部門に約5年間勤務した後、地域タブロイド新聞でジャーナリスト活動を開始。同時に自動車雑誌にも寄稿を始め、難しい技術を分かりやすく解説した記事が好評となる。環境技術には1990年代から取り組み、ディーゼルNOx法改正を審議した第151通常国会では参考人として意見陳述を行ったほか、ドイツ車メーカーの環境報告書日本語版の翻訳査読なども担当。道路行政に関しても、国会に質問主意書を提出するなど、積極的に関わっている。自動車技術会会員。
記事一覧
- フル液晶デジタルメーターは、クルマのカラーユニバーサルデザイン実現の最強ツールとなりうる!
最近、増えてきたデジタルメーター。一見、便利になったように思えますが、実は一般色覚以外の人には見づらいケースも出てきています。その現状と、対策方法を提案します。
- サポカー限定免許の施行開始で確認しておきたい、衝突回避軽減ブレーキの効用と限界。
サポカー限定免許の施行をきっかけに、衝突回避軽減ブレーキなど運転支援機能の作動限界を把握しておきましょう。たいていは各車の取扱説明書に記載されています。web版を用意しているメーカーも多いです。
- 運転免許の更新時、視力検査で不合格になったら、どうすればいい?
運転免許を更新する際、必ず行われるのが視力検査。もし落ちてしまったら、どうすればいいのか。事前に対策する方法はあるのかを解説します。
- 輸入車唯一のフルハイブリッド、ルノー「アルカナ」は、既存のどのハイブリッドシステムとも異なる楽しさだ
ルノーが独自開発したE-TECH HYBRIDシステムを搭載したSUV「アルカナ」に試乗。国産ハイブリッド車には感じられない「クルマと対話しながら走る楽しさ」があり、燃費も優秀でした。
- EVだから冷却不要でグリルレスデザイン!? いつまでたっても無くならない誤解を斬る!
電気自動車のフロントマスクはツルッとしていて穴が開いていないように見えるものが少なくありません。そのため「EVは冷却不要だからグリルレスデザイン」と思っている人もいるようですが、それは大きな誤解です。
- 元売りに補助金? トリガー条項発動? ガソリン価格高騰抑制に、行うべきベストな政策とは何か?
ガソリン価格高騰を受けて、価格抑制政策が行われることになりました。この政策に効果はあるのか、ほかに良い方法はないのかを検証します。
- 太陽光100%で走るソーラーカーは実現できるか?
クルマの電動化が世界的に進められていますが、自車に搭載した太陽光パネルだけで走る電気自動車は実現可能なのでしょうか? 定量的、定性的の両面から解説します。
- 緩すぎても締めすぎてもNG! タイヤ交換の際に、ナットを正しいトルクで締めるにはどうすれば良いか?
自分でタイヤ交換する場合、ナットはどれくらいの力で締めれば良いのかをご紹介します。
- 雪道を夏タイヤで走行するのは道路交通法違反! 普通車では6000円の反則金が科せられます。
夏タイヤで雪道を走行するのは道路交通法違反になるだけでなく、交通を混乱に陥れることになります。関東地方の積雪期はこれからが本番ですから、今からでも対策を講じておきましょう。
- 年末年始にクルマで旅行や帰省をする方へ 久しぶりの長距離運転で気をつけるべき10のポイント
新型コロナウイルスの蔓延で旅行を自粛し続け、この年末年始が久々の遠出になるかたも多いのではないかと思います。そこで、クルマでの遠出を予定しているみなさんに、注意しておきたいポイントをアドバイスします。
- あおり/あおられ運転抑止装置は、今ある技術で実現できる、というお話。
あおり運転/あおられ運転を抑止する装置は、すでに実用化されている運転支援システムを使えば実現できる、というお話をしています。
- ハイブリッド車のコストを燃費で回収するのは無理? 防災視点を加えれば「意外と得かも」と思える話
ハイブリッド車の本体価格はガソリン車より高額ですが、非常用給電設備として使用できるメリットを考えれば、むしろお得かも知れない、というお話をします。
- ガソリン価格が160円を突破! 3ヶ月続けば税金を25円下げる”トリガー条項”はどうなったのか!?
ガソリン価格が高騰を続けていますが、3ヶ月続けて160円を超えたら税金を25.1円安くする”トリガー条項”は、いったいどうなってしまったのかを解説します。
- 通勤ドライバーの目を直撃! 日に日にまぶしくなる西日対策にオススメなアイテムをご紹介!
西日の眩しくなるこれからの季節。簡単に対策できるオシャレなアイテムをご提案します。
- 千代田区で発生したタクシー暴走事故は、どんなシステムがあれば防ぐことができたのか
千代田区で発生したタクシーの暴走事故は、ドライバーの体調急変が原因でした。このようなケースに、クルマ側の安全装置で対応することは可能かどうかを検証します。
- 軽自動車に軽油はNG! 入れ間違いの多発から考える、軽自動車にディーゼルエンジンはなぜないの?
セルフGSで軽自動車に軽油を入れてしまうケースが発生しているそうですが、軽油はディーゼルエンジンの燃料。軽自動車にディーゼル車は1種類もありません。それはなぜかを解説します。
- 半導体不足でクルマの納期が大幅遅延! 半導体が足りないと、なぜクルマが作れなくなるのか?
世界的な半導体不足でクルマの生産が滞り、納期が大幅に長くなっています。半導体が不足すると、なぜクルマが作れなくなるのかを解説します。
- ガソリン急騰で知らなきゃ損! クルマの燃費を悪くするダメな運転方法5選
夏のバカンスシーズンに突入するというのに、ガソリン価格は高止まりを続けています。しかし、むしろこれを好機と捉え、少しでも燃料代を節約するために、燃費運転のテクニックを身につけてしまいましょう。
- 色覚障害者にはほとんど見えない! オリンピック専用レーンの識別ペイントは反バリアフリーか!?
東京オリンピック/パラリンピック車両専用レーンを示すピンク色のラインは、色覚障害者にはほとんど見分けが付きません。バリアフリーを理念とする大会に、果たしてふさわしいと言えるでしょうか。
- 八街市の小学生死傷事故から考える 飲酒運転防止装置はなぜ実用化できないか
繰り返される飲酒運転死亡事故。「飲酒運転できないクルマ」は、なぜ実現できないのか? 技術的見地から解明します。
- 集中豪雨で水害発生! クルマで避難するのは安全か否か!?
豪雨災害から避難する際、クルマを使用すれば濡れずに移動できるように思えますが、道路が冠水していた場合、むしろリスクが高まることも。お住まいの地域特性を踏まえ、クルマ避難の可否を検討しておきましょう。
- ホンダ・シビックの新型が先行公開! TYPE Rも来年、追加の予定。
ホンダの四輪車進出の橋頭堡となったシビックが、11世代目へとフルモデルチェンジ。8月発売予定モデルの先行情報をお届けします。
- 実燃費記録装置義務化が狙う「本当のところ」。
23年10月以降に販売される新型車に、実燃費記録装置の装着を義務化する方針を国土交通省が打ち出しました。すでにほとんどのクルマに同装置が搭載されている現在、なぜ義務化が必要なのか。真相を邪推しました。
- 電気自動車推進派が触れたがらない不都合な事実。急速充電スタンドは、ビジネスとして成立するのか!?
電気自動車を普及させる上で課題となっているのが、急速充電スタンドの整備。ところが、充電スタンドは採算性が悪く、単独事業として成立させるビジネスモデルは未だ提案されていない。
- 同乗しているクルマが暴走! 助手席のあなたに、できることはあるか!?
同乗していたクルマのドライバーが、体調急変や踏み間違いで暴走! 助手席に座っているあなたに、何かできることはないのかを、みなさんと一緒に考えます。