ビヨンセとジェイ・Zがオスロに出現、音楽配信サービスTIDALと極秘会議か
5月26日、ノルウェー時間の午後14時台に、ビヨンセとジェイ・Zが首都オスロの中心地に突如と出現し、街の人々を驚愕させた。訪問先は、ノルウェー/スウェーデン発の有料音楽配信サイト「TIDAL」のオフィス。2人の訪問は事前に予告されておらず、現地警察の警備はないまま、ボディガードを連れて黒い車で現れた。
「TIDAL」はノルウェーでは「WiMP」という名前で知られた、現地ではもともと知名度の高いノルウェー発祥の音楽ストリーミングサービス。ユーザー数はSpotifyには及ばないが、将来的に大きな可能性のある北欧のデジタル音楽ビジネスモデルとして知られている。ジェイ・Zが今年買収したことで、その名は世界的に知られることとなった。ビヨンセがTIDALでミュージック・ビデオを公開したばかりだが、高価なシャンパンをプールに注ぐシーンが物議を醸したばかりでもある。
訪問目的は不明だが、ノルウェーのVG紙の報道によると、「TIDALの関係者と、なんらかのミーティングがあるため」とされている。
今回の大物スターの訪問は、VG紙の特ダネだったため、現地の他局メディアを驚かせることとなった。
国会議事堂近くにあるTIDALのオフィスの入り口は目立たないが、観光客や地元民が常に行きかう通りに面する。2人がオフィスに入った頃は、まだ人が集まっていなかったが、VG紙の報道が電子版で配信された直後から、他メディアも報道を開始。2人がオフィスから出てきた17時台には、現地のファンが集まり、喜びの叫び声をあげる人々からボディガードに守られつつ、ビヨンセとジェイ・Zはすぐに車に乗り、その場を立ち去った。
現地報道(ノルウェー語)