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大ヒット『ボヘミアン・ラプソディ』。映画では結ばれなかった主役の2人が実生活で交際宣言

安部かすみニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者
ラミ・マレックとルーシー・ボイントン(写真:Shutterstock/アフロ)

イギリスのバンド、クイーンを描いた映画『ボヘミアン・ラプソディ』。アメリカでは昨年11月2日、日本では11月9日に封切りされて2ヵ月が経った。

盛り上がりについては、どちらかと言うとアメリカよりも日本の方が大きいようだ。

クイーン人気の火付け役となった日本はメンバーからも大変愛された国で、映画の中でもその事実がきちんと描かれている。またそれに呼応するように、日本では映画封切り後、映画やクイーン関連のCD販売数や音楽配信が伸び、「第3次クイーン・ブームの到来」だとして大きな話題になっている。

私は公開日から大きく遅れ、2019年の元日、ニューヨークの中心地タイムズスクエアにある映画館に観に行った。時間は午後5時ごろだったが、客の入りは6~7割程度だった。日本では「何度も劇場に観に行った」という声が聞こえてくるが、アメリカの私の周囲ではそういった声は聞こえてこない。

アメリカ人映画評論家のアン・ホーナデイ氏は『ワシントンポスト』紙で、「‘Bohemian Rhapsody’ is a bad movie. But boy, is it entertaining.」(ボヘミアン・ラプソディは悪い映画。でも、これはエンターテイニングなの)というタイトルで、酷評を発表している。酷評の概要は、「観客がすでに知っている以上のことが映画では何も語られていない」というものだった。そのような有力メディアや評論家の評価も興行成績に大きく影響を与えるだろう。

さて映画『ボヘミアン・ラプソディ』について、2019年1月3日、ビッグニュースが報じられた。

映画で主役のフレディ・マーキュリー役を演じたラミ・マレック(Rami Malek)が、同日カリフォルニア州で開催された「2019パームスプリングス国際映画祭」の映画賞のガラ(祝賀会)で、フレディの元婚約者、メアリー・オースティン役を演じたルーシー・ボイントン(Lucy Boynton)との真剣な交際をついに発表した。

マレックは、同映画祭に招待されたことに対してお礼を言った後、「ありがとう、ルーシー・ボイントン。あなたは私の味方であり、親友であり、私の愛です。本当にありがとうございます」(原文:Thank you, Lucy Boynton. You have been my ally, my confidant, my love. Thank you so much.)と堂々と公の場で発表したのだ。

「私の愛」と日本語で聞くとやや違和感があるが、「My love」という英語は恋人を表す際に使う言葉だ。

マレックは以前、テレビドラマ『ミスター・ロボット』に出演したポーシャ・ダブルデイなど当時の共演者らと、ボイントンは映画『オリエント急行の殺人』で共演したジョニー・デップと、それぞれ一時期交際が噂されたことがある。

マレックとボイントンは『ボヘミアン・ラプソディ』の撮影中の2017年に初めて出会い、映画撮影が終わった後もボイントンの住むロンドンにマレックが頻繁に訪れていることから、昨年4月ごろから交際しているのではと囁かれていた。

映画の中では結婚まで至らなかった2人だが、実生活では今後どう関係性が進んでいくのか。ビッグカップルの誕生というニュースで、2019年の映画界は幕を開けた。

(Text by Kasumi Abe) 無断転載禁止

ニューヨーク在住ジャーナリスト、編集者

米国務省外国記者組織所属のジャーナリスト。雑誌、ラジオ、テレビ、オンラインメディアを通し、米最新事情やトレンドを「現地発」で届けている。日本の出版社で雑誌編集者、有名アーティストのインタビュアー、ガイドブック編集長を経て、2002年活動拠点をN.Y.に移す。N.Y.の出版社でシニアエディターとして街ネタ、トレンド、環境・社会問題を取材。日米で計13年半の正社員編集者・記者経験を経て、2014年アメリカで独立。著書「NYのクリエイティブ地区ブルックリンへ」イカロス出版。福岡県生まれ

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