Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

子育てママ「救われた」 オンラインでつながる輪 「ママビー」が講座配信やおしゃべりの場

配信

沖縄タイムス

[危機に備える 新型コロナ]  新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、母親や子育てを支援する「MamaBee」(ママビー、本校・西原町千原)は、4月からオンラインの講座や語りの場を取り入れた。互いに不安や悩みを話したり聞いたりすることで、「心が軽くなった」「救われた」といった声が寄せられている。子育てもコロナも、乗り切る秘訣(ひけつ)は「つながる」こと。そんな思いを掲げ、新たなツールで輪を広げている。 この記事の他の写真・図を見る  ■聞いて話して心軽やか  ママビーは子育て中の女性4人が2017年11月に立ち上げた。今は3歳の男児を育てる翁長有希さん(40)と、4歳と1歳の男児がいる渡部真由美さん(42)が共同代表を務める。  出産後の母親は時間に追われ、眠れない日が続く。メンタルヘルスの不調や虐待につながることもある。それなのに、社会の受け皿は不十分。お店などに出掛けても、子が泣きやまずに負い目を感じ、外出自体を控えるケースが少なくない。  「もっと支えが必要。ママになっても社会とのつながりを持ち、自分らしさを忘れないように」との願いが活動を支える。  新型コロナウイルスの影響があるまでは、食育や子育てに関する約70の講座を対面で開いていた。しかし感染拡大とともに2月下旬から徐々に縮小し、4月上旬からは全面ストップ。それでも母親の孤立を防ごうと、緊急企画として4月20日からオンラインで講座を配信する取り組みを始めた。  講師の希望を聞きながら、現時点で20講座をオンラインで再開している。自治体や保育所から送られてくる多数の書類の管理法をアドバイスする「おうちファイリング(R)講座」や、「免疫力アップを目指そう! こどもリンパ講座」などが人気を集める。  緊急事態宣言が全面解除されたことを受け、6月からは感染症対策をした上で対面とオンラインを並行させる。県外からも参加希望があるなど、活動の輪は広がった。9月の第7期講座開始に向け講師を募集したところ、予定の約20人を上回る約50人から説明会への参加申し込みがあった。  新たな取り組みとして、グループLINE(ライン)を使って助産師に24時間体制で相談できるサービスの9月開始も検討している。  翁長さんは「子育てにはつながりが欠かせないが、まだ手が届いてない人もいる。時代に柔軟に対応してチャレンジしていきたい」と話す。  MamaBee(ママビー) 子育て講座や情報発信、人材育成などの事業を展開する。西原町千原の一軒家を改装した「ママスペースBee」を本校に、「北谷校」と「ぎのざ校」がある。休止していた対面講座は6月から西原本校で再開させ、「北谷校」と「ぎのざ校」も施設と相談しながら順次開く予定。問い合わせはママビー、電話098(914)1006。日曜祝祭日以外の午前9時半~午後5時半。

【関連記事】