400年の歴史国頭村奥間の大綱引き 月明かりが照らす中賑わう
沖縄テレビ
国頭村の奥間区では五穀豊穣や無病息災を願う大綱引きが6年ぶりに開催され月明りの照らす中威勢のいい掛け声が響き渡りました。 400年の歴史があるとされる国頭村奥間の大綱引きは二年に一度、十五夜の旧暦8月15日に行われてきましたが、新型コロナの影響で今回6年ぶりの開催となりました。 会場には多くの地域の人たちが集まり、女性たちだけで手踊りを踊る伝統的な「奥間エイサー」や獅子舞が披露されたあと北軍と南軍に分かれ手作りの大小の提灯を掲げる提灯行列で威勢をつけました。 66メートルにもなる大綱にカヌチ棒が入れられると、月明りが照らすなか一斉に参加者が綱を引きあいました。 20分の熱戦が繰り広げられましたが決着はつかず6年ぶりの勝負は引き分けとなりました。
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