丘みどり、デビュー20周年イヤーに初主演舞台「舞台女優、丘みどりの誕生を」
演歌歌手、丘みどり(40)が28日、東京都内で行われた初主演舞台「おちか奮闘記」(来年1月2~26日、東京・三越劇場)の取材会に俳優の三田村邦彦(71)、河合雪之丞(53)と出席した。 人情小説家、川口松太郎氏の名作「浪花女」が原作で、明治初期の大阪を舞台に浄瑠璃の世界に生きる人々を情感豊かに描く物語。 デビュー20周年を迎える来年に新境地に挑む丘は「初主演舞台ということで演技もほぼ初めての中、何もかも初めてなので、これから先輩に教えていただこうと思います。一生懸命頑張ります」と意欲。演技の仕事について「演歌歌手をしている中でいつか演技のお仕事をしたいなとずっと思っていたので夢がかなった」とはにかんだ。 共演の三田村とはテレビ大阪「おとな旅あるき旅」(土曜後6・30)のエンディングテーマ曲「あなたと、君と」でデュエットし、映画「晴れの国」(大森青児監督)で親子役を演じており「芸能人の中でこんなに裏表がない人がいるのかなと思うぐらいいつも変わらない。お父さんのような家族のような存在」と絶大な信頼を寄せており、三田村も「(映画撮影で)丘さんのせりふで泣かされまして演歌で心を伝える技をお持ちなので、きっとせりふでも同じなんですね。人に伝えることがとても上手だと思います」とたたえた。 12月から稽古がスタート。丘は「演歌歌手がお芝居をしているのではなくて、一人の舞台女優、丘みどりの誕生を皆さんに見て頂けるようにしっかりと頑張ってまいります」と気を引き締めていた。