【静岡県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 今年で73年目花火好きもうなる熱海の海上花火
◆小富士
標高1,979メートルの小富士は、富士山須走口5合目に位置する側火山。 古御嶽神社の前から入る小富士の遊歩道は、1時間でじゅうぶん往復できる長さだ。コメツガなどの樹林の中にクルマユリやタケシマランなどの希少な植物が見られる自然観察コースとしても楽しめる。 晴れていれば山中湖から駿河湾まで見渡すことができる絶景のビューポイントで、振り返ると富士山頂上が眼前に迫ってくるような、雄大な景観が訪れる人を魅了する。 小富士(こふじ) 所在地 静岡県駿東郡小山町須走
◆遠州三山 風鈴まつり
千年余りの歴史を誇る遠州三山「法多山・可睡斎・油山寺」で、毎年開催されているのが風鈴まつりだ。 それぞれの寺院に趣の異なる風鈴が飾られ、フォトジェニックな風景が参拝者を出迎える。 お寺の境内に色とりどりの風鈴が心地よい音色を響きわたらせる様子は参拝客を涼ませる。期間中は限定スイーツや限定御朱印も登場。3つの寺院を巡りながら夏気分を満喫したい。 開催期間:2024年5月25日(土)~9月1日(日) 遠州三山 風鈴まつり(えんしゅうさんざん ふうりんまつり) 所在地 静岡県袋井市
◆足久保の棚茶畑
足久保には急傾斜地を利用した棚田状の茶畑が多くあり、白い石垣とお茶の葉の緑のコントラストの美しい景観は、日本のマチュピチュとも称される。 鎌倉時代の高僧・聖一国師が宋から持ち帰ったお茶の種をこの地にまいたことから、「静岡茶発祥の地」として栄えた。 足久保川流域は昼夜の寒暖差が大きく、霧が直射日光を遮るため、茶葉の育成に最適なエリア。 徳川将軍家の御用茶として愛された高級茶としての誇りと伝統的な栽培方法とともに、足久保の棚茶畑は後世に残したい風景だ。 足久保の棚茶畑(あしくぼのたなちゃばたけ) 所在地 静岡市葵区足久保奥組
◆秋葉山本宮秋葉神社
浜松市の山奥にたたずむ秋葉神社。秋葉山の標高866メートルの山頂付近にある。その境内には黄金に輝く「幸福の鳥居」があり、開運祈願のパワースポットとしても人気がある。 雲海に浮かぶ上社からは遥か遠州灘を見渡すことができ、鳥居越しの風景はまさに圧巻! 年中行事「夏越しの大祓(なごしのおおはらえ)」の際は鳥居に茅の輪が設置され、夏の風物詩となっている。 秋葉山本宮秋葉神社(あきはさんほんぐうあきはじんじゃ) 所在地 静岡県浜松市天竜区春野町領家841 ※記載されている「見ごろ」は例年のものです。気候等により変動する場合がございます。 ※施設の休業、イベントの中止・延期の可能性がございます。事前にご確認ください。
CREA編集部