【静岡県 2024年版】 夏の絶景・風物詩10選 今年で73年目花火好きもうなる熱海の海上花火
◆堂ヶ島のトンボロ
堂ヶ島の海岸で、干潮時に海の中から道が現れ島とつながる「トンボロ現象」。日本全国でもこの現象を見られる海岸は少なく、県の天然記念物に指定されている。 西伊豆堂ヶ島の沖合い200メートルの場所には「三四郎島」と呼ばれる4つの島が浮かんでおり、この「三四郎島」と陸地の間で、干潮時に「トンボロ」といわれる現象が起こる。海岸から三四郎島へ歩くことができる道が海上に出現するのだ。 島までその道を歩いていると、海抜ゼロメートルから見る景色に、海の神秘を感じられそうだ。 発生時期:3月~9月の大潮の時期 堂ヶ島のトンボロ(どうがしまのトンボロ) 所在地 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科
◆白糸ノ滝
富士山の南西麓に位置する「白糸ノ滝」は、国の名勝および天然記念物で、世界遺産の構成資産に登録されている名瀑。 高さ約20メートル、幅約150メートルと横長の滝で、絶壁から流れ落ちる大小数百の滝は、白糸を垂らしたかのように美しい。 滝水のほとんどが富士山の湧き水で、夏でも冷たく、水量は毎秒1.5トンという豊富さ。冷涼な滝水により周辺の空気もひんやりとして気持ちがいい。 階段を使って滝つぼまで降りることができ、途中にある展望台からは滝と富士山のコラボレーションを楽しむことができ、「滝見橋」からは滝の全景を眺められる。 白糸ノ滝(しらいとのたき) 所在地 静岡県富士宮市上井出
◆修善寺 竹林の小径
竹林の小径は、伊豆を代表する温泉地のひとつ、修善寺温泉のある温泉街を流れる桂川沿いの散策路。 この竹林の中心地には円形ベンチが設置され、涼しげな風景とともに笹の葉ずれや川のせせらぎの音を堪能できる。 竹林に囲まれた石畳の散策路は非常に趣があり、心休まる時間を過ごせると評判。 日没後にライトアップされた幻想的な雰囲気もぜひ味わってみたい。 修善寺 竹林の小径(しゅぜんじ ちくりんのこみち) 所在地 静岡県伊豆市修善寺1031-1