ロケッツGMがトレードでの補強の噂を一蹴 「何かを変えるつもりはない」
今季躍進を遂げているチームのひとつがヒューストン・ロケッツだ。NBAカップでもトーナメントラウンドに進出し、日本時間12月12日(現地11日)にはゴールデンステイト・ウォリアーズとの準々決勝に挑む。 若手が中心のロケッツがさらなる高みを目指すには、経験豊富なエースが必要と見る向きも少なくない。事実、マイアミ・ヒートのジミー・バトラーを狙っているとの噂も聞こえてくる。そうなればこれまでチームを支えてきた若手有望株やドラフト指名権を多数差し出す必要があるだろう。 そんななか、ロケッツのラファエル・ストーンGM(ジェネラルマネージャー)は、そうしたトレード案を一蹴している。『SiriusXM NBA Radio』に出演したストーンGMは、「このチームを気に入っている。何かを変えるつもりはないし、もし今シーズン中に何か変わったとしたらショックだよ」と語った、 「選手たちを成長させ続けたい。他のチームの話を聞くかって? もちろんそれが私の仕事だ。しかし繰り返しになるが、私や私たちの意思決定プロセスには、今すぐ、あるいは近いうちに何か大きなことをやろうとするというものはない」 さらに、「我々はこのグループをできる限り良くしたい。このコアグループが我々の行きたいところに導いてくれることを強く望んでいる」と、現状のロスターに満足していることを強調した。 レギュラーシーズン、さらにはポストシーズンの結果を見るまでは動かないと決めているのだろう。何が起こるか分からないのがNBAではあるとは言え、選手たちもフロントが現在のメンバーを信頼していると分かれば、よりプレイに集中できるに違いない。
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