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【一番たいせつなのは中身】史上最高のインテリアと機能 クルマの美しいデザイン 6選

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AUTOCAR JAPAN

一番長く見るのはインテリア

text:Andrew Frankel(アンドリュー・フランクル) クルマ好きのわたしたちは、日々スタイリングに憧れて生活している。 【写真】F40、675LT、アトム、アヴェンタドール、ファントム【素晴らしき内装のクルマたち】 (100枚) クールなスポイラーに目を奪われ、甘美なショルダーラインにヨダレを垂れ流し、滑らかなルーフラインに恋をする。 しかし、実際にクルマに乗り込んでみると、そこには何も見えてこない。クルマの外観を見る時間はせいぜい1分程度だが、内装を見る時間は数時間、場合によっては数日にも及ぶ。 どちらのデザイナーがより大変な仕事をしているかは、難しく考える必要はない。 エクステリアデザイナーは、最新の衝突安全基準をクリアしながら、クルマをより良く見せることの難しさを嘆いている。しかし、インテリアデザイナーに比べれば楽な仕事なのだ。 インテリアは、安全性だけでなく、人間工学に基づいた健全性、優れた視認性、明確な情報の提示、あらゆる体形の乗員、最先端の技術と伝統的な素材の融合、収納スペースの確保、さまざまなカラーを取り入れることなどが求められている。 そしてそのすべてが、プラスチックからカーボンファイバー、木材、金属、皮革など、目を見張るような素材の数々を駆使し、調和のとれた共存関係を築き上げなければならない。 ここでは、長いクルマの歴史の中から、最も優れたインテリアや機能を紹介する。 自動車のインテリアの素晴らしい世界へようこそ。 このリストはすべてを網羅したものではないので、あなたの考える機能もたくさんあるだろう。もしそうであれば、ぜひ聞かせてほしい。

雰囲気

エクステリアと同じように、インテリアもクルマが提供しなければならない重要な要素である。 インテリアはクルマの「声明」であり、一目見てどのような体験をさせてくれるのか、ドライバーに教えてくれるものだ。 これから何が起こるのか、何をすべきなのかを決めるという意味では、これ以上に重要なものはない。 そして、フェラーリF40以上にその目的を達成しているクルマはない。 カーボンに包まれたキャビンに座ると、快適性とは無縁の世界が広がる。そこは自分のドライビングに集中するための場所であり、他には何もないのだ。 ダッシュボードの上部でさえも、スクリーンの反射を抑えるために、マットブラックのフェルトで覆われている。 当然のことながら、ロールス・ロイス・ファントムはその逆のアプローチをとっており、足元が羊毛の絨毯の中に埋もれた瞬間にそれが伝わるだろう。 手に触れるすべてものが、まるでコンピューターなど一切使わず、鉛筆を耳にのせた職人たちがデザインスタジオで設計したかのように感じられる。 どうか、これからもそうであり続けますように。 マクラーレンF1のドライビングポジションも忘れてはいけない。妥協のないクルマづくりを、これほど明確に表現できるものはないだろう。 実際に運転してみれば、右側・左側走行に関係なく、常に運転席から見える距離が同じであることのメリットを理解でき、これが単なるギミックではないことがわかる。 シンプルながら、天才的なアイデアなのだ。

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