楽天・星野監督が警戒 ソフトバンクの補強戦略
■パの勢力図が変更 楽天の連覇構想は練り直し 来日2年目の李大浩は、今季も、打率.303、24本、91打点の結果を残した。同じパ・リーグへの移籍なら、コンディションにさえ問題がなければ、まさに4番打者としての計算が立つ。 同じく韓国では、サムスンの韓国ナンバーワンストッパー、呉昇桓が阪神とソフトバンクの間での争奪戦となっている。阪神が最有力とされ、韓国の地元紙などでもそう報道されているが、ソフトバンクも呉昇桓の獲得をまだあきらめてはいない。李大浩と呉昇桓。韓国が誇る投打のスーパースターが、ソフトバンクに入るようなことになれば、楽天・星野監督の連覇構想も、大きく練り直さねばならなくなるだろう。 (文責・駒沢悟/スポーツライター、元スポーツ報知広島番記者)