Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

もう1度聞きたい! 小室哲哉プロデュースの元気になれるソング 5選

配信

GQ JAPAN

新型コロナウイルス感染拡大の今、気持ちを明るくしてくれる懐かしのJ-POPを漫画家・コラムニストの辛酸なめ子さんがセレクト。第2回は、小室哲哉プロデュース曲。 【写真を見る】宮沢りえも篠原涼子も若かった! 珠玉の5曲をチェック

トレンディな空気を感じさせるフレーズも

聴くと元気になる曲シリーズ、第2弾は小室哲哉の“TKサウンド”。当時の思い出と刹那的な感覚が蘇り、今まで生きてきた自分をほめたたえたくなります。今もさびれない小室ファミリーの曲を聴くことで、黒歴史も含めて自分の人生を肯定的に捉えることができました。数多の名曲から僭越ながら5曲を選びました。

『ドリーム・ラッシュ』(唄:宮沢りえ、1989年)

今もきれいな宮沢りえが、超絶にかわいくて無敵感にあふれていた頃の名曲。声量は少なめですが、ピュアで癒し系のボーカルが耳に残ります。「ホームにあふれる人ごみ wow wow wow」「ベルの響きに急ぐ足 wow wow wow」……一瞬、通勤しているサラリーマンを揶揄しているのかと思ってしまいましたが、天真爛漫なりえちゃんなら許せます。 小室哲哉が楽曲制作から、PV(プロモーションビデオ)、宣伝までプロデュースしたそうで、当時の歌番組の動画を見ると客席から授業参観の父兄のようなまなざしで見つめる小室氏の姿が。宮沢りえはこの曲でアイドルからアーティストに脱皮し、1990年にはさらに難易度の高い『Game』(デヴィッド・ボウイ『Fame』のカバー)を歌いこなすまで成長していました。 『ドリーム・ラッシュ』の励まされる部分というと、後半のたたみかけるようなサビでしょうか。「どこへ行くの 誰に会うの」「話しあえる人はいるの」「隠れないでその気持ちは同じだから」というフレーズは外出自粛の今、感情移入しやすいです。「今なら君のために すなおになれそうだよ」とりえちゃんが歌っているように、曲を聴いておとなしく家にいようと思います。

『TOO SHY SHY BOY!』(唄・観月ありさ、1992年)

宮沢りえとおなじく、今も変わらぬ美しさを保っていて、29年連続でドラマに主演し続けている観月ありさ。“3M”(宮沢りえ、観月ありさ、牧瀬里穂)は強いです。『TOO SHY SHY BOY!』は小室哲哉が作詞・作曲・編曲・プロデュースを手がけた大ヒット曲。小室サウンドの中でも難易度が高そうな曲を、10代の観月ありさが余裕を漂わせて歌っていて、ポテンシャルに驚かされます。脚の長さ、スタイルの良さにも圧倒され、スターになるために生まれた伝説の少女だと感じ入ります。 「月夜にKissのSituation」「SU BE TE GA 風に向かってレールの上を走り抜ける」など、当時のトレンディな空気を感じさせるフレーズがなつかしく、華やかさに浸れます。 ルーブするメロディーに身を委ねると、雑念が消えて脳波が落ち着きます。

【関連記事】