ワッツ ミス響き2連敗/プロバスケB2
プロバスケットボールBリーグ2部(B2)東地区5位の青森ワッツは第9節第1日の23日、千葉市の千葉ポートアリーナで同地区首位のアルティーリ千葉(A千葉)と対戦した。ワッツは攻撃面でミスを連発。守っては2戦連続の3桁失点を喫し88-103で敗れ、2連敗となった。今季通算成績は7勝9敗。同地区6位の山形に勝率で並ばれたが、直接対決の得失点差で辛うじて5位を守った。 ワッツは第1クオーター(Q)、主将SG寺嶋(弘前市出身)、PFケリー、PG神里の3点シュートのほか、相手のミスにも乗じて計28得点を挙げ、今季ここまで14勝1敗と圧倒的な強さを誇るA千葉をわずかにリード。だが、第2Qは相手の日本人選手の3点シュート攻勢で逆転を許し1桁のビハインドで前半を折り返した。 後半は得意の速攻からシュートを試みたが、相手守備の高い位置からの圧力に押されたのか要所でミス。ペイントエリアでの攻防も相手が上回った。最終第4Qは早い段階でチームファウルが5回に達し、相手のフリースローから失点を重ねる場面が目立った。 A千葉は主力のPF・Cアシュリーが個人通算ファウル5回、この試合25得点のPF・Cパードンがアンスポーツマンライクファウル2回で相次いで退場するも、ワッツはその優位性を生かし切ることができなかった。