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洋菓子店から業態転換し「牛すじカレーごはん」が人気メニューに

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日本食糧新聞

「牛すじカレーごはん」が看板メニューなのに、「店名がブラウニー?」と誰しもが思うが、店主が以前、洋菓子店を経営していたと聞けば納得する。この劇的業態転換の結果、誕生したのが、行列のできるメニュー「牛すじカレーごはん」だ。 「ケーキ屋から今の店に至るまでの経緯は悪戦苦闘の連続でした」と語るのは久芳正昭店主。洋菓子店から軽食や洋食を扱う店に転向し、ハンバーグやビーフシチューなど牛肉を使うメニューを提供していた時期もあった。 「価格設定から考えてUSAやオージーを使わざるを得なかったんですが、どんなに一生懸命に作ってもおいしくない。やはり国産牛でないとダメだと思いましたが、国産牛は高い。思案していたとき、国産牛でも安価な部位のすじ肉なら仕入れられると思いついたわけです」。 牛すじといえば、和風の煮込みが定番。それがカレーと結びついたいきさつについては「当時、私の知る限りでは『牛すじカレー』をうたっている店はなかった。人まねをしないというのが私の矜持(きょうじ)ですから、それもあったと思います」。 他に類がないこと以外にも、店主のさまざまなこだわりが一皿に込められている。まず「体にいいものを」という思いから、化学調味料や食品添加物を使用しない。牛肉とコメは100%、野菜は95%国産を使用。メニューにはアレルギー物質の表示もある。 材料を炒める前にスタータースパイスのホールスパイスを油で熱して、カレーに必須の香りと風味をしっかり引き出す。また豚カツやコロッケなど、よくある揚げ物のトッピングはあえて採用せず、オムレツ、チーズ、トマト、ナス、青菜などの野菜に。 同店のメニューはこのほか、ハヤシライス風の「牛すじのブラウンソースごはん」、チリパウダーが入った「牛すじのメキシカンライス」、ココナツミルクとナンプラーが入った「牛すじのアジアンソースごはん」の4種類。すべて牛すじの煮込みをベースとして、味付けを変えて展開している。「牛すじの煮込み」という太い柱を一本立てることで、行列のできる店ができる好例といえるだろう。 ●店舗情報「ブラウニー」 所在地=東京都千代田区外神田3-7-9/開業=2008年/坪数・席数=7.5坪・7席/営業時間=午前12時~午後3時、午後6時~8時、土・祝日午前12時~午後3時、午後6時~7時。日曜休/平均客単価=950円/1日平均集客数=40~50人

日本食糧新聞社

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