沼津の「勝手に観光大使」活動が実り、いろいろ楽しいイベントに参加【hal 後藤由紀子さん】
静岡・沼津で暮らしの道具の店『hal(ハル)』を営む後藤由紀子さん。50代ならではの装い、台所の工夫、人付き合いのコツなど、暮らしにまつわるさまざまなことを紹介した著書を多数出版しています。日々の生活から生まれるアイデアや気づきは素直で等身大。多くのファンの心をつかんでいます。そんな後藤さんの暮らしのエッセイをお届けします。 【画像一覧を見る】
「しずおか映画祭」と「めぐる沼津映画祭」
2024年11月4日、静岡県沼津市出身で俳優の磯村勇斗さんが企画・プロデュースをする映画祭「しずおか映画祭」が開催されます。 また、同日に開催される関連イベント「めぐる沼津映画祭」の選考委員をやらせてもらいました(しずおか映画祭・めぐる沼津映画祭のインフォメーションは下記)。 割り振られた15作品のショートフィルムを見て、その中のふたつの作品の感想を書いてお送りするという内容。 ちょっと時間ができればすぐに映画館に行くほど映画を見るのが好きなので、ありがたくお引き受けさせてもらいました。 先で紹介した「しずおか映画祭」の告知で拝見した磯村さんのコメント「静岡県は日本一高い富士山、日本一深い駿河湾に挟まれていて、映画のロケ地としても多様され、映画・芸術に対する関心が高いように感じています」には私も感銘を受けるばかりです。 大好きな映画・しかも地元の静岡、生まれ育った沼津に関することで、私にとっても刺激になる体験でした。
沼津ふるさと応援隊とイベントの紹介
沼津の話をもうふたつ。 沼津市で生まれ育ち、東京で暮らした時期もありましたが、ふたたび沼津に戻ってきて結婚・出産をしました。 現在は沼津の隣町で暮らしていますが、お店を始めるときに沼津に決めたのは、沼津という街が好きだったから。 駅前に「タワーレコード」も「無印良品」もないけれど、自然はたくさんあり、道ゆくひとはやさしくて、みんなうっすらと笑みを浮かべているような、そんな街です。 「出張hal」で地方にお邪魔させてもらうことも多いのですが、心惹かれるのは県庁所在地があるような大きな街ではなく、ちょっと外れた片田舎のような街。 沼津と似た空気感を感じる街並みに、ホッとします。 そんな沼津で店を続けてきて20年以上、私は「勝手に観光協会」をやってきました。 遠方からお店を訪れてくれる人や、取材などで都心から来てくださる方たちに、沼津のおいしいものを食べてもらったり、沼津の自慢のお土産を買ってもらったりしたい!そんな思いからでした。 そんなふうに、長らく続けてきた「勝手に観光協会」や沼津を応援してきた活動が公認されたのか、ついに沼津市から、おすすめのふるさと納税の返礼品を紹介するお仕事のお話をいただきました。 詳しくは「沼津ふるさと応援隊」のホームページから。 また、2024年の12月8日(日)には、沼津市民文化センターで行われる、エッセイストの松浦弥太郎さんとクリエイティブディレクターの南雲浩二郎さんによる対談「大人の、きほんvol.1」のファシリテーター(進行役)をやらせてもらうことになりました(詳しくは下記を参照)。 大好きな沼津に関わる事柄が増えてうれしい限りです。 これからも地元・沼津を推していきたいと思います。 大人の、きほんvol.1 日々に小さなこだわりを。学び、感じ、共有するトークセッション ゲスト:松浦弥太郎、南雲浩二郎 ファシリテーター:後藤由紀子 場所:沼津市民文化センター 大会議室 時間:13時30分 応募詳細は沼津市民文化センターのホームページより
クウネル・サロン