下部組織育ちのMF土肥航大が広島を退団、直近3年間は期限付き移籍を続ける「もっとこのチームでプレーしたかったです」
サンフレッチェ広島は13日、MF土肥航大(23)との契約満了を発表した。 土肥は広島の下部組織出身で、2020年にトップチームに昇格。プロ1年目にJ1で13試合、リーグカップで1試合に出場。2021年もJ1で6試合、リーグカップで2試合、天皇杯で1試合に出場していた。 2022年には水戸ホーリーホック、2023年にはヴァンフォーレ甲府、FC今治、2024年には栃木SC、FC今治に期限付き移籍を経験していた。 今シーズンは栃木ではJ2で2試合、YBCルヴァンカップで1試合、今治ではJ3で3試合に出場していた。 広島ではJ1通算19試合、リーグカップ通算3試合、天皇杯で1試合に出場していた。 U-18日本代表も経験した土肥は、ユースから過ごす広島を離れることへコメントしている。 「ユース、レンタル期間を含めたら約8年間、サンフレッチェ広島という伝統のあるクラブに在籍できたことは大きな財産です。ユースで育ててもらったからこそ、このチームで活躍してファン・サポーターと勝利を分かち合いたかったけど、思うような結果が出せないままチームを離れることになりました。僕の実力不足でした。申し訳ないです」 「新スタジアムで紫のユニフォームを着てプレーしたかったです。ホーム最終戦をDAZNで見てました。スタジアムの雰囲気、チームの雰囲気が羨ましかったです。そして青さんのセレモニーを見て、家で泣いてました。もっとこのチームでプレーしたかったです。僕は素晴らしい先輩たちに恵まれました。この経験を必ず次に生かします」 「僕のサッカー人生は終わりません。必ず成長し、どんな形であっても、みなさんの前でプレーできるように精一杯頑張ります。チームは離れても気にかけてくれると嬉しいです。8年間本当にありがとうございました」 また、今治を通じてもコメント。「FC今治に関わる全てのみなさん、去年と合わせて約1年間本当にありがとうございました。 素晴らしい仲間、素晴らしいサポーターと共にJ2昇格ができてよかったです。チームを離れますが、どこかで会った時は声かけてくれると嬉しいです!ありがとうございました」と別れを告げた。
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