いま売っちゃダメ! 持っていれば下取りが高くなるクルマ3選
カローラクロスハイブリッドは、いま下取りが高いクルマ
将来的に、ではなく、いま持っていると高い下取りが期待できるのが、トヨタ「カローラクロスハイブリッド」です。なかでも、ハイブリッドのZ(2WD)は、いま中古車の需要が高く、この高い需要によって下取りも高くなっています。高い需要の理由は、海外輸出。特にバングラデシュからの需要が非常に高くなっています。バングラデシュは、日本と同じく、左側通行・右ハンドルの国。かつてはトヨタ「プレミオ」が大人気でしたが、洪水の多い国柄であることから、昨今は車高の高いクルマの人気が上がってきており、なかでもこのカローラクロスハイブリッドが人気となっているようです。 ただしバングラデシュには、中古車の輸入に関して、「製造年5年落ち」までという輸入規制があります。5年落ちまで1年落ちでも2年落ちでも輸出できるのですが、中古車買い取り専門店の担当者によると、関税や税金の関係で、輸入規制の最終年を狙うほうが、高い査定が期待できるそうです。ちなみに、業者向け中古車オークションでは、3年落ち(2021年式)のカローラクロスハイブリッドZ(2WD)の価格は330万円ほどと、新車時の車両価格超えを達成。カローラクロスハイブリッドのオーナーさんは、5年落ちとなるタイミングで、一度今後のカーライフを見直してみるのもいいかもしれません。 ランクル70のように、名車と呼ばれてきた車種の復刻のほか、限定生産モデル、最終生産モデルなども、プレミア価格となる可能性が高いクルマ。タイミングがあえば購入しておくと、思いがけず高い下取りとなる可能性もあります。もちろん転売だけを目的にして購入することは(本当にそのクルマを欲しいと思っている人のもとにクルマが届きづらくなってしまうため)避けるべきですが、楽しく乗ったあとも、高い下取りがあることは、やはりうれしいもの。参考になれば幸いです。