オリヴィア・ロドリゴ、小悪魔的な魅力を放つ“初グラミー賞”メイク。
4月3日(現地時間)にラスベガスで開催された第64回グラミー賞で、新人賞をはじめとする3冠に輝いたオリヴィア・ロドリゴ。デビューアルバム『Sour』が大ヒットを記録し、2021年の音楽シーンを席巻した彼女が、記念すべき初の舞台に選んだのはヴィヴィアン・ウエストウッド(VIVIENNE WESTWOOD)のコルセットドレスだった。身体のシルエットをラインストーンで描いたアーティスティックなデザインで、アクセアリーはチョーカーやネックレス、ロンググローブを合わせることで、ブラック×ピンクの甘辛ルックを完成させている。 グラミー賞に来場したセレブのレッドカーペットスタイル集【写真】
アルバム『Sour』の世界観を表現する小悪魔的なメイクは、元祖スーパーモデルを参考に作り上げたという。メイクアップアーティストのリリー・キースはUS版『VOGUE』にこう話す。「オリヴィアは、クールで個性的なスタイルの持ち主。彼女のフレッシュな感性とはつらつとした雰囲気をキープしながら、エッジを加えたかったのです。90年代のスーパーモデル、モダンパンク、そしてグラム。この3つをキーワードに掲げました」 ベースは、グロシエ(GLOSSIER)のスキンティントとコンシーラーで、ナチュラルな肌を活かしたのがポイント。チークはピーチとローズの2色を重ねづけして明るめに、鼻筋にもチークをのせて、キッチュな雰囲気にした。 アイブロウはわざとラフな束感を残してドーリィな印象を強調、目もとはスモーキーなラベンダーアイシャドウと目尻を力強いキャットアイラインで引き締めた。最大のポイントは、ジューシィなピンクリップ。「リップはわざとぼかしてソフトな印象に。キスしたてのような血色を演出しました」