【ロッテ】種市篤暉、3300万円増の8500万円でサイン…1人でワールドシリーズ観戦「単純に行きたかった。刺激をもらった」
ロッテの種市篤暉投手が11日、ZOZOマリンスタジアムで契約更改交渉し、3300万円増の年俸8500万円でサインした。 「勝ち越してはいないですし、そこまで多くは投げていないですけど、最大限の評価はしていただいたかな」 ローテーションの柱と期待された今季は23試合の出場で7勝8敗。防御率3・05は自身最高の数字だったが、総じて成績に満足はできなかった。9月上旬には右内転筋の負傷により出場選手登録を抹消。目標とする規定投球回クリアが危ぶまれた。しかし、レギュラーシーズン最終登板となった同月30日の楽天戦(楽天モバイル)で復帰。5イニングを投げて147イニング3分の1となり「目標は170、180だったけど最低限、規定投球にいけたのは良かった」と、初の規定投球回到達に納得の表情を見せた。 11月にはワールドシリーズを観戦するため現地に向かい「1人で行きました。単純に行きたかった。刺激をもらった」と明かした。契約更改交渉があったこの日、ソフトバンクから国内FA権を行使した石川柊太のロッテ移籍が決定。「すごく温厚でやさしい方。僕はすごくうれしかった。いろいろ話しを聞きながら頑張っていきたい」。チームの一員となることを歓迎した種市は「三振に関してはもっと取りたい。奪三振王を取りたいと思っています」と締めくくった。(金額は推定)
中日スポーツ