【久保建英出場予定試合プレビュー】2/6セビージャ対ヘタフェ「難敵相手に求められる役割」
【ラ・リーガ セビージャvsヘタフェ 2021年2月6日(土曜日、日本時間29:00キックオフ)】 【動画】前節のヘタフェ対アラベス戦 アラベス戦ではヘタフェのシステム変更が思うように機能せず、久保建英は存在感を示せなかった。今回の対戦相手は強豪・セビージャだ。 『対戦相手情報』 昨シーズンのヨーロッパリーグを制したセビージャは、ここまで12勝3分5敗の4位だ。失点の少なさはリーグ2位(20試合で16失点)で、得点力不足のヘタフェにとっては厳しい相手となる。 攻撃の中心には昨シーズンまでバルセロナでプレーしていたイヴァン・ラキティッチがいるが、この試合は累積警告で出場停止。さらにキャプテンでサイドアタッカーのヘスス・ナバスも怪我により出場できるか不透明となっている。ただし、このことがヘタフェにとって吉と出るとは限らない。守備に大きな難のあるヘタフェは、きれいに攻撃してもらった方がまだ対処できるからだ。
■『ヘタフェの状況』
ヘタフェはここまで20試合で17ゴールしか記録できていない。前節のアラベス戦では3-4-2-1で攻撃の活性化を図ったが、ボールはピッチを大きく行ったり来たりするだけだった。失敗を悟ったホセ・ボルダラス監督は久保とカルレス・アレニャの2シャドーを下げ、残留を争う相手に差を詰められないことを選ぶと、そのままスコアレスドローで試合を終えた。 今節は、中盤のマウロ・アランバリが累積警告で出場停止だ。アランバリは、出場不可能な試合を除き、ヘタフェに加入してからの4年間で常に先発起用され続けてきたボルダラスサッカーのキープレイヤーだ。アラベス戦で2シャドーの後方でサポート役を担っていたアランバリが不在であること、そして強豪相手であることから、現地ではアンヘル・ディアスとハイメ・マタの2トップに変更されることも予想されている。 一方で、センターバックのレギュラーであるジェネが出場停止から戻ってくる。控えでは背番号10のエネス・ウナルとディフェンダーのチェマが復帰できそうだ。