東京都に住む60代の女性が秋田県内に帰省中、携帯電話が不正に使用されているなどと嘘の名目で口座を作らされ、現金約1億4000万円をだまし取られました。秋田県内の詐欺の被害額としては過去最高です。 東京都に住む60代女性が9月に県内に帰省していた際、「携帯電話が詐欺に利用されている」といったショートメールが携帯電話に届きました。 記載されていた番号に電話をすると、電話会社を名乗る女から「熊本であなたの免許証を使って携帯電話が不正に契約されている」と言われ、指定する番号に電話をかけるよう誘導されました。女性が電話すると、熊本警察を名乗る男に「免許証で口座が作られている」などと言われました。 そして、今度はLINEで「口座の金が犯罪に使われている可能性があり、詳しく調べるためインターネットバンキングの口座を作ってもらう」などと指示されたため、女性は個人の口座に都内や長野県内から18回にわたり現金計1憶4040万円を振り込んでだまし取られました。 秋田県内の詐欺の被害額としては過去最高です。