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人気の工場見学 オンラインで楽しもう 工夫を凝らし技術や商品アピール

配信

上毛新聞

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で施設見学者の受け入れを中止する企業が多い中、インターネットを活用した「オンライン工場見学」で、商品の魅力や技術力をアピールする動きが広がっている。群馬県内の企業も生産工程の解説動画を配信したり、現場から実況中継したりするなど工夫を凝らす。自宅にいながら工場見学を疑似体験してもらうことで、製品に親しむファン層の拡大を狙う。

◎ソファ完成までの連続動画 アクセサリー職人への質問も

 ソファ製造販売のアミコ(桐生市)は、工場紹介動画シリーズ第1弾の「型入れ裁断編」を動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開。ソファ用の生地に型紙の形を写し取る様子や、布を切る作業を紹介している。

 今後は工場で座り心地の良いウレタンを成型する映像など、ソファ完成までの全工程を週1本のペースで配信する予定。武田賢治社長は「コロナで見学者が減り、動画を作り込む時間ができた。ものづくりにかける思いを感じてほしい」と期待している。

 刺しゅう業の笠盛(同市)は写真共有アプリ「インスタグラム」を使い、7月4日午後2時からオンライン工場見学会を開く。糸だけで作るアクセサリーブランド「000(トリプル・オゥ)」の公式アカウントで映像を配信する。

 職人がミシンで縫製する現場や特許取得技術を紹介。アプリの機能を使って、視聴者からの質問にも答える。

 同社は今年、ブランド設立以来初の工場見学会を予定していたが、動画中継に切り替えた。営業担当の新井大樹さんは「商品を深く知ってもらえる機会。充実した内容にしたい」と参加を呼び掛けている。

 見学施設「『カルピス』みらいのミュージアム」(館林市)の受け入れを中止しているアサヒ飲料(東京都)は、4月下旬にバーチャル工場見学ができるホームページ「おうち時間を楽しもう」を開設した。発酵の仕組みや、群馬工場(同市)での生産工程を画像やアニメーションなどで紹介。広報担当者は「見学受け入れが始まるまで自宅で楽しめるコンテンツに仕上げた」とPRしている。

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