総務省「会食」調査の終了見通せず~総務相
総務省の接待問題をめぐり、武田総務大臣は幹部職員の「会食」調査についていつ終わるか、現段階では見通せないことを明らかにしました。 総務省では旧郵政省部局の課長級ポストの、現役および経験者を中心に会食調査が行われていて、対象となる144人からの調査票提出は3月29日に締め切られました。 武田総務大臣は2日朝、調査の進捗(しんちょく)について問われ「事実関係の確認を正確に徹底的に行う必要があるため終了時期は現時点で明確に言えない」と答えました。 また、接待により行政がゆがめられたかを調べている「情報通信行政検証委員会」については、外資規制違反をめぐり東北新社と総務省とで主張が食い違っている点を委員会が最初に調べることを明らかにし、「結果がまとまり次第、速やかに公表したい」と述べました。