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日本調剤とクオール 高齢化社会支える調剤薬局大手2社を比較【ライバル企業の生涯給与】

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日刊ゲンダイDIGITAL

【ライバル企業の生涯給与】  ドラッグストアのトップ争い(売上高)は熾烈を極めています。2018年度の首位はツルハHDで、19年度はウエルシアHDでした。15年度までは、マツモトキヨシHDが長きにわたってトップを維持していました。そのマツキヨは21年10月に、7位(19年度)のココカラファインと経営統合する予定で首位奪還を狙っています。  ドラッグストアが成長路線を維持するのに注目しているのが調剤薬局です。調剤大手は医療機関とのつながりが密で、高齢社会に欠かせない存在です。ドラッグストアは調剤薬局と手を組み、いかに規模を拡大させていくかがテーマのひとつというわけです。今回は調剤大手「日本調剤」と「クオールHD」の社員待遇を比較してみます。  日本調剤は売上高(19年度)でアインHDに次ぐ国内2位です。関東甲信越が地盤で、訪問サービスを強化中です。1980年に札幌市で創業。87年に東京支店を開設しました。2004年に東証2部上場、06年に同1部昇格です。調剤薬局の店舗数は650(20年3月末)となっています。  クオールHDは国内4位。クオール薬局など全国で805店舗を展開しています。設立は1992年。2006年に大証ヘラクレス(現ジャスダック)に上場し、11年に東証2部、12年に同1部に鞍替えしました。ローソンやビックカメラと共同出店したり、ココカラファインと業務提携するなど積極経営を進めています。  業績はどうでしょうか。20年3月期(連結)で比較してみます。売上高は日本調剤が2685億円、クオールが1654億円です。経常利益は74億円と80億円、純利益は67億円と41億円となっています。  有価証券報告書によると、社員の平均年収は日本調剤が539万9000円、クオールが746万1000円です。  生涯給与はこうなります。 ▽日本調剤…2億961万円 ▽クオールHD…2億2747万円  両社の社員がこの収入に応じた平均的な支出を続けた場合、65歳時の推定資産(貯蓄可能額)は日本調剤が6200万円でクオールが5912万円、85歳時では5944万円と5283万円です。どちらも安定した老後が待っていそうです。 (データ提供=Milize)

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