ウィリアム皇太子、ドナルド・トランプ次期大統領と対面 ノートルダム大聖堂再開式典の後に対談する
5年前の火災で大きな被害を負ったパリのノートルダム大聖堂。再建工事が進み、再び公開されることに。現地時間12月7日(土)に記念式典が開催された。各国のVIPが集まる中、アメリカの次期大統領に決まったドナルド・トランプやウィリアム王子の姿も。式典後に2人がイギリス大使館で会談していたことが明らかになった。新聞「デイリーメール」などが報じている。 【写真】妻ラブ♡ウィリアム皇太子のキャサリン妃への愛が溢れるフォトアルバム
建物に入ったトランプ次期大統領は皇太子と握手すると、集まった報道陣を見て「おお、いい集まりだ」とコメント。
その報道陣に向かって「この人はいいやつだ」とカジュアルな口調で皇太子を称賛すると、「彼は素晴らしい仕事をしている」と話していた。
皇太子の宮廷によると2人は約40分間対談。英米関係の重要性に焦点を当てつつ、世界のさまざまな問題について話し合った。また次期大統領は亡きエリザベス女王の思い出についても話していたという。
ちなみに皇太子は、ジョー・バイデン大統領の代理で出席したジル・バイデン大統領夫人とも式典の前に対談する予定だった。しかし悪天候の影響でキャンセル。大統領夫人とは大聖堂の式典で会うことになったという。
再選されたトランプ次期大統領が英国ロイヤルと会うのはこれが初。報道によると、次期大統領は大聖堂での式典で皇太子と挨拶するとき「手を握ると自分の方に引っ張る」という彼特有のやり方で握手。さらに左手を伸ばすと皇太子の肩を掴んでいた。同紙は「ボディランゲージの専門家なら、自分の権力と支配力を誇示するジェスチャーと呼ぶだろう」とコメントしている。1月に正式に就任後、いずれ英国も訪問すると見られている次期大統領。エリザベス女王は前政権時に彼と対面したとき、「失礼な人」だという感想を抱いていたという。国王とはどんな対面シーンを見せるのか、その日を楽しみに待ちたい。